Enter your email address below and subscribe to our newsletter

ラテックスチューブに窒素ガスはどうなのか?

F1マシンのように、ロードバイクのラテックスチューブに窒素ガスを?

Share your love



今回はただの妄言?妄想?を書くだけの記事。タイヤの「空気」の話。別に科学的なデータとか何もない戯言や。

ロードバイク用インナーチューブとして少しずつ愛好者で増えているであろうラテックスチューブ(参考:Vittoria Latex ラテックス チューブ 仏式 @Amazon)。

普通のチューブとの違うメリットは、乗り心地の良さ。ワシは使ったことないからわからない。乗り心地が良くなるとみんな書いてるから、そうなんやろう。

一方、デメリットは空気が抜けやすいこと。数時間走る程度なら気にならないらしいけど、一晩寝てるとガツンと空気が抜けるらしい。ワシは使ったことないからわからない。

ところでF1が好きな人ならば知ってると思うけど、ちょっと前まで「車として(航空機のほうが比べものにならんほど速いからね)」極限の速さを競うF1では、窒素ガスを使っていた。そのメリットはいくつかある。たとえば、最悪のときに燃えにくいこと(酸素は燃えやすい)、そして、酸素よりも分子が大きいため、タイヤのゴムを通り抜けにくい。すなわち、空気が漏れにくいこと。

ならば、空気が減りやすいラテックスチューブに窒素ガスを入れればいいのではないか?

と思うわけやけど、実際どうなんやろね。ええ感じになるんかな?

ていうか、そもそも自転車のチューブに窒素ガスって入れてええんかな?

ただまぁ窒素ガスをどこで手に入れて、注入する機械どうするんやって話やけど。一家に一台窒素ガスマシン?無理やな。

ちなみに、現在のF1マシンでは窒素ガスではなくドライエアーが使われている。これは空気中の酸素を利用する点ではいわば窒素ガス以前の時代と同じやけど、名前のとおり「ドライ」、つまり空気中の水分を除去した乾燥した酸素。

水分があるとタイヤ内にこもる熱でタイヤ内の空気が膨張し、圧力が変化する。タイヤの空気圧が変化する。これは極限の速度を追い求めるF1では、そんなちょっとしたタイヤの空気圧の変化ですらデメリットとなる。そこで水分を除去した空気が必要とされるようになった。窒素ガス入れるよりも設備的にも手軽らしいし。毎回窒素ガスのタンクを運ぶ必要あったからね。ドライエアーならそこらへんの大気を使えるし。

というわけで、暇な人は誰かラテックスチューブに窒素ガス入れてみて。どうなるか知らんけど。

Amazon:Vittoria Latex ラテックス チューブ 仏式 51mm ビットリア 2個セット [並行輸入品]



Share your love

Warning: Undefined array key "path" in /home/miyamaworks/bikenewsmag.com/public_html/wp-content/themes/blocksy/inc/helpers/html.php on line 6
piginwired
piginwired
Articles: 7131

6 Comments

  1. 窒素って酸素より分子が大きいんでしたっけ?
    分子量だと窒素=28、酸素=32、二酸化炭素=44ですよね。

    しかも「CO2は抜けやすいので、パンク修理で使ったら帰宅後、空気と入れ替える」ことが推奨されてることを考えると、<分子量が大きい=抜けやすい=窒素あかん>ってことになるのでは?
    考えられる説は
    ・私のまるっきり見当違い
    ・窒素が抜けにくいのは確かだが、分子が大きい云々という理屈ではない
    ・F1で使われてたのは、抜けにくいからではない
    のいずれかでしょうか。

    そもそも自分は文系なんで、<分子量=分子の大きさ>で合ってるのかも自信ありませんが…。

    ちなみにラテックスチューブ利用者でもありますが、空気が抜けやすいのはマジです。でも1日のうちにみるみる抜ける…ってことはないからロングライドでもいけますよ。
    ただ、軽量ブチルチューブと比べてそこまで圧倒的な差は感じませんが…。

    • お、ラテックスをお使いブヒね。なるほどさすがに1日ではガバガバっと空気は抜けないのブヒね。

      あと化学のことはブタも超文系なのでさっぱりわからないのでテキトーブヒ。

    • わざわざ調べてもらってからの情報提供感謝!

      動的分子径・・・初耳ブヒねぇ。ということは分子は静的・動的かで径が変わる??

      たしかに空気の成分はほとんどが窒素・・・ぶっちゃけ「誤差」にすらならないような気がするブヒね。しかも短期間で空気入れ直すのでなおさら・・・

  2. 一番の理由は水分ですね。
    okさんの仰るように大気の8割は窒素ですから。
    水分子は温度変化での体積変化が大きいので、精密な空気圧を求めるF1では重要でしょう。
    コンプレッサーで圧縮すると、空気中の水分が結露になります。それが水滴としてタイヤ内に入ると更にタチが悪いです。
    その点ボンベで供給される窒素ガスであれば水分はほぼゼロですし、世界中どこでもF1サーキットがあるような国でしたら、ガス屋に行けば買えますしね。
    ドライエアーでしたら更に気軽に調達できますね。コンプレッサーにドライヤーを取り付けるだけなので。但し、ドライヤーの性能次第なので、一番良いのは窒素ボンベだと思います。

    ちなみに、コンプレッサーでの圧縮と同様に、ハンドポンプでの空気入れでも結露はできます。

    • 専門家のコメントキタ――(゚∀゚)――!!

      やはり精密さが要求されればされる環境ほど、高熱化による水分の影響は大きいのブヒね。
      そしてコンプレッサーやハンドポンプで空気を入れると結露になるとは全く知らなかったブヒ。
      ドライエアーは、コンプレッサーにドライヤーをつけた簡単な構造だったとは。なんかもっとハイテクなものかと思ってたブヒ。

      コメントあざっす!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!