完全にケーブルを内蔵したスチールフレーム、Battaglin Power+ Evo爆誕。もはや芸術品。
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イタリアの名門スチールバイクブランド、Officina Battaglinからケーブル類をフレームへ内蔵させた新フレームのPower+ Evoが登場。
Officina Battaglin公式:Power+ Evo紹介ページ
このPower+ Evoに使われているフレームは、COLUMBUS(COLUMBUS)のHSSパイプである。HSSとは「High Speed Steel」の略。
同社のパイプにはもともとガチレース用パイプとして、ニオビウムを添加した次世代スチールパイプのSpiritがある。析出硬化により強度を上げ、肉薄化による軽量さと高い強度を併せ持つパイプである。
そのSpiritをさらに進化させ、Spiritの上を行くものが今回使われているHSSパイがプである。
このPower+ Evoがスチールバイクながらも完全ケーブル内装システムを導入できたのは、以前記事にしたDedaのハンドルの新システム「Vinci」を使っているから。→過去記事:Dedaから完全ケーブル内装システムの新ハンドル&ステムシリーズVinci登場。
まだ詳しい情報はEmailの登録ユーザー以外には公開されていない状況だが、そのうち日本公式サイトでも発表があるだろう。
なお、ハンドメイドフレームであるがゆえに、ジオメトリなども柔軟にオーダー可能。
・ホリゾンタル形状でもスローピング形状でも選択可能
・ボトムブラケットはBSA規格
・リムブレーキ版もディスクブレーキ版も選択可能
・対応するコンポは各社の電動コンポのみ
となっている。
ユーロ圏でのお値段は4000ユーロ。約48万円。
(‘A`)欲しいけど、買えない。
関連記事:美しすぎるバイク。BattaglinからMarosticana SLX限定版が登場。Columbus SLXチューブを使用。