今年のユーロバイクはスペシャルエディション。ドイツ政府も入国制限を緩和。
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新コロナで大きな影響を受けたのはロードレースだけではなく、世界最大の自転車展示会であるユーロバイク(EUROBIKE)も日程変更をセざるを得なくなった。本来ならば9月あたりに行われることが多いが、今年に限っては11/24~11/26という日程になった。
そもそも開催されるのかどうか不安だったのが、ひとまず開催されることは決定しているという点では業界関係者も一安心。だが、ヨーロッパにおける新コロナ第二波次第では、直前で中止もなくはないであろう。
今年のユーロバイクはそんな特別な状況だけに、単なる「ユーロバイク」ではなく、「ユーロバイクスペシャルエディション(EUROBIKE Special)」という名称になっている。
そして今年に限っては、新コロナ対策として1日の来場人数を最大1万人に制限するもよう。
情報源:Eurobike Special Edition going ahead with maximum 10,000 visitors per day
予想されている出展者数(業者数)は400ほどとなるようで、コロナ禍といえでもやはり各国のビジネスマンは商売魂を失うことなく、意欲的である。その対面での交流・商談の場としてやはりユーロバイクは唯一有無の存在として求められているのであろう。
ただ問題は、開催場所のフリードリヒスハーフェン(Friedrichshafen)はドイツであるが、ドイツ国外からドイツに入国できるのかという点である。
この点につき、ドイツ政府はユーロバイクへの参加者にはどうやら入国を許可すると決定したもよう。そして入国が許可される国は、EUの内外に関わらず、そしてドイツ政府が対コロナ政策として渡航制限をかけている国であるかどうかにもかかわらず、入国を許可されるもよう。
これで、日本の大手自転車メディアの記者たちもユーロバイクの取材に行けるね。やったね。