ニバリ「今年のジロは奇妙な感じ」

今ジロ・デ・イタリアに参戦中のトレック・セガフレードのエース、ヴィツェンツォ・ニバリ。その35歳のイタリア人は、現在総合成績で5位。トップから57秒差である。

総合成績の順位表は過去記事「ヘント&ジロ第9ステージ感想:マチュー自滅!雨の山でマリアローザ交代か?」で。

この順位とタイム差を見る限りでは、今年のニバリはこれまで実に上手く走っているように思われる。好位置につけている感じがする。まだまだ先のことはわからないが、それでも現時点ではほぼチームの計画通り、ニバリの思う通りの順位・タイム差になっているのではないだろうか。

そんなニバリだが、今年のジロは「とても変な感じ」と思っているもよう。一体どういうことか?

情報源:Vincenzo Nibali: It’s a very strange Giro d’Italia

積雪によるジロのコース変更の可能性と、それが及ぼす影響について

今年のジロでも、まるでニバリの要望に応えているかのように、ステルビオ峠など長い距離をかなりの標高まで登る山岳ステージが用意されている。ニバリが得意とするコースである。

だが、先週末にはそれらの峠にも雪が降ったもよう。もし今後積雪が多くなれば、主催者側とすればルート変更もやむなしとならざるを得ない。そうなれば、長く厳しい山岳ステージが、よりマイルドなものになる可能性が高い。

すなわちそれは、ニバリから牙を剥くチャンスを奪うことになるかもしれない。この点について、ニバリは次のように述べる。

“It’s a problem that doesn’t affect only me,”

訳「コース変更は自分だけに影響があるわけじゃない。」

“I think the organisation has already prepared a plan B and maybe even a plan C for the stages that might have problems with snow or drastic weather. That’s a bit of a concern for me, but as the days go by, we’ll be updated. We’ll see as the Giro progresses.”

訳「主催者側はすでに代替プランBやCを用意していると思うが、たしかにちょっと自分にとっては気になる点だが、時間が経つにつれ自分たちの順位などの状況も変わるしね。ジロが今後どう展開するか、それに合わせて対応していくことになるやろね」

今年のジロは変な感じ

“It’s not right to focus just on Fuglsang, you need to think about Kelderman and [Steven] Kruijswijk too,”

訳「ヤコブ・フルサンだけに気をつけていればいいというわけじゃないね。ケルデルマンやクライスヴァイクも要注意や」

そして上述の悪天候によるコース変更の可能性があるということも、コロナにより日程が秋にずれ込んでしまったことが影響している。より冬に近づいてしまったわけだから。また、対コロナ感染対策をしっかりしているであろうとはいえ、今後のコロナ陽性発覚の可能性などの懸念もある。

そんな史上初めてだらけの今年のジロについては、

“Coming at this moment of the season, it’s a very strange Giro.”

訳「コロナ禍でいろいろあった今年もここに至っては、とても奇妙な感じがするジロになってるね」

と感想を述べている。

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