やはり無理があったレムコ・イヴェネプールの早すぎる復帰。再び安静へ
あまりにも早すぎる復帰の無理がたたった。レムコ・イヴェネプールが再びバイクを降りて療養へ
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昨年の「夏のモニュメント」となったイル・ロンバルディアで大怪我を負ったレムコ・イヴェネプール。そんな彼は周囲を驚かせるほどの回復ぶりをみせつけ、とてつもない短期間でのバイクトレーニングの再開を果たした。
しかし、Deceuninck-QuickStepのボス、パトリック・ルフェーヴルはDe Tribuneというポッドキャストにて、そんな早すぎる復帰は間違いだったと述べている。
情報源:Evenepoel forced off bike for longer period after “mistakes” with recovery
ルフェーヴル曰く、「骨の成長が思ってたよりも遅い」とのこと。
つまり、まだ砕けた骨が再生されきっていない、未成熟な段階でリハビリやトレーニングを再開してしまったことで、骨の再生が遅れているもよう。それが原因で痛みがまだ続いてると言う。
イヴェネプール本人は、リハビリ中から痛みを感じていたが「リハビリやし、痛くて当たり前やろ」程度に思っていたらしい。だからその痛みを特に気にせず、周囲にも言わなかったらしい。
それが無理な負担となり、骨の再生を遅らせてしまった。そして今も彼には痛みが残っているもよう。
そこでチームとしては、今後数週間はバイクに乗らせずに、じっくりと骨の再生を待つ方針へと切り替えた。
いくらロードレースの選手が化け物揃いで、しかも若いといってもさすがに誰もが「早すぎやろ」と思ってたはず。