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最近の最も衝撃的な移籍ニュースの1つといえば、チームサンウェブ(現DSM)からUAEへ年度末に移籍契約を実現させたマルク・ヒルシ(Marc Hirschi)だろう。
そのサンウェブとの関係の解消と移籍契約の背景や詳細などは一切語られていないが、オランダのAD紙が「DSM側がヒルシの残留をリスクと考えた」との記事を書いている。
情報源:Hirschi weg bij DSM vanwege vertrouwensbreuk: teamleiding zag hem als risico
ヒルシはもちろん代理人のファビアン・カンチェラーラも、そして両チームも今回の移籍については一切周囲にその背景事情を話してはならないう契約になっているようで、当事者たちからコメントを得るのは不可能である。
そんな状況での報道なので信憑性は怪しいところだが、結果的にDSMがヒルシを手放したのは事実である。そのため、DSM側がヒルシの存在をチームにとってのリスクだと考えたとの報道にも一理はあるか。
この報道によると、そのリスクの正体は「信頼感の欠如」らしい。ただ報道によるとヒルシ自身はチームを去りたいとは思っていなかったようだ。だとすれば、ヒルシからチームへの信頼感はあったのではないか。よってチームからヒルシへの信頼がなかったのか。
その信頼の具体的な内容は不明だが、厳格な選手管理を行うチームの手法に問題があるならばヒルシはチームを去ろうと思ってたはず、だが上述のように彼自身にそんな気持ちはなかった。ならば問題は選手マネージメントどうこうではなく、チームの戦略に沿わない行動をヒルシがレースで取ると思われていたのか?あくまで予想だが、チームの作戦よりも自身の成績を追い求める傾向があると、そう認識されたのかもしれない。
なお彼の移籍に関しては、DSMは一切の対価などは得ていないもよう。