なぜカヴェンディッシュはDeceuninck-QuickStepを選んだのか?

今年からDeceuninck-QuickStepで走るマーク・カヴェンディッシュ。同チームとの契約に至る過程などは以前から記事にしてきた。次の過去記事をまた読んでもらいたい。

そんなカヴェンディッシュはなぜDeceuninck-QuickStepを選んだのか?他のチームでは良かったのではないか?本人が語るDeceuninck-QuickStepを選んだ理由とは?

情報源:Mark Cavendish explains why he thinks Deceuninck – Quick-Step are so successful

最大の理由は20年間チームに変化がないこと?

かつて2013~2015年の間はカヴェンディッシュはDeceuninck-QuickStepで走っていた。そのときと今のチームを比べると、当時にいた選手のうち、今でもいる選手は5人ほどだけ。選手の顔ぶれという点ではかなり変わっているが、しかしそれでもカヴェンディッシュは「Deceuninck-QuickStepは基本的には昔と全く同じや」と述べ、次のようにそう考える理由を語る。

“They’re not trying to reinvent the wheel, just go out and race, keep it pretty simple, and enjoy the race. Don’t look at the power output, just trying to collectively work together to get across the finish line first and have fun.”

訳「Deceuninck-QuickStepというチームはチームの根幹を抜本的にいじったりはしないで、ただレースを走るだけ。それをかなり単純にやり続け、そしてレースを楽しみ続けてる。パワーメーターのデータにはこだわらず、ただチーム一丸となって走り、優勝し、楽しむ。ただそれだけをやり続けてるチームなんよ」

“Enjoying racing is quite important for anybody who wants a long career in sport. There’s still the same races there always was. Maybe the racing style has changed a lot, but fundamentally the stakes are still the same. We go out to try and win bike races and to provide publicity for our sponsors. I love riding my bike and actually there’s no better place to do it than here at Deceuninck – Quick-Step.”

訳「レースを楽しむのはかなり重要なことよ、スポーツ界で長いキャリアの誰にとってもね。昔から変わらないレースは今もいろいろある。レースでの走り方はかなり変わったかもしれへんけど、基本的には収益構造はずっと同じまま。チームはレースで勝とうとするし、スポンサーのために知名度をあげようとするわけ。ワシは自転車に乗るのが大好きやし、せやからDeceuninck-QuickStep以上に自分がレースを楽しめる場所ってのはないやろね」

Deceuninck-QuickStepは特にクラシックでは毎度毎度同じような作戦を敢行し、そして実際に勝利を収め続けている。誰かを逃げさせ、ライバルに追走させ自軍のチームメイトは力を温存し、最後に飛び出す。王道中の王道を徹底的にやり続けている。

メンツは変わっても基本的な戦略、そしてシンプルにレースを楽しむ。そのスタイルだけはチーム創設の2003年から20年近くずっと変わらないまま。そんなシンプルなチームだからこそレース大好き人間のカヴェンディッシュには居心地が最高である。ただ「シンプルにレースを楽しむ」チームであること、それがDeceuninck-QuickStepを選んだ理由と述べている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください