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ログリッチは?パリ~ニース最終日の結果と感想

パリ~ニース最終日の第8ステージの結末について

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今年のパリ~ニースが終わった。最終日となった今日の第8ステージではリーダージャージを着るプリモシュ・ログリッチがそのまま優勝する可能性が非常に高いと思われていた。

ログリッチと総合2位のBora-hansgroheのシャフマンとは52秒差である。しかも、今日のステージは93㎞弱に短縮された短距離レ―スである。よってなおさら約1分差を覆すのは難しいと予想された。

ログリッチが2度の落車

だがしかし、そんな総合優勝直前のログリッチを不運が襲った。そう落車である。次の画像を見てほしい。

この画像は左側だけが映っているが、実は右側も負傷しレーパンが破れている。そう、1日に2回落車したのだ。

今日のコースは周回コースだったが、その序盤の下りで1回目の落車。これが左側の負傷。そして2回目の落車もまた同じ下りだった。それで今度は右側を負傷する。(参考:Primoz Roglic loses Paris-Nice after crashing twice on final stage

ゴールまで残り25㎞地点の映像に映ったのは、プロトンから差が開いた追走集団を牽引するログリッチの姿。

だが先頭集団では総合2位のシャフマンを擁するBora-hansgroheとAstanaが人数を揃えペースアップしていた。メカトラではないのでこのペースアップは悪いことではない。ログリッチのファンは歯ぎしりしていただろうが。

悲しい結末と感動のスポーツマンシップ

結局最後までログリッチはシャフマンの集団を捕まえることはできず、3分以上の差でゴール。最終日にリーダージャージを失うという悲しすぎる結末となってしまった。ファンは泣いていい。

だがログリッチはゴール後に、そんな失望の1日だったにも関わらず総合優勝が決まったシャフマンをすぐに祝福。次の動画を見てほしい。

この素晴らしいシーンを見て、ファンはまた別の種類の、悲しみの涙とは違う涙を流しただろう。

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