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ワールドツアーチーム御用達のサイクルコンピューターやインドアトレーニング機材で有名なWahooから、インドアトレーニグの様々な機能・サービスを統合した「Whaoo Sytem」アプリが登場した。まずは公式インスタを見て欲しい。
Wahoo公式サイト:System
Wahooが発表したこの新トレーニングアプリSystemだが、上述のように様々な機能やサービスを統合したアプリ(サービス)となっている。
Wahooは2019年に、ZwiftのようなSufferfestというインドアトレーニングプラットフォームを買収していたが、Systemは、このSufferfestを核として他の数種のサービスを食わせたものになっている。
そのSystemアプリには以下のサービス・機能が含まれている。
Systemを使う上でおそらく最も重要なポイントで、Systemというサービスの核となるであろうものが、4DP®と呼ばれるものだろう。これは、アスリートの肉体的資質(ロードレースでいう脚質)を判断するための方法論だ。4DPとは、「Four-Dimensional Power」の略。
トレーニングの内容や肉体のレベルを判断するとき、通常は20分間のFTPデータを使うことが多いだろうが、4DP®とは、FTPだけという1種類のデータだけに頼らず、NeuroMuscular(NM:神経と筋肉の発達度→スプリント力の判断)、Anaerobic Capacity(AC:無酸素運動能力)、Maximal Aerobic Power(MAP:最大有酸素運動能力)、そしてFTPという4種類の要素を使って判断する方法論だ。
これら4種類のデータを使うことで、Systemアプリは、その人間がスプリンター、アタッカー(パンチャー)、タイムトライアルスペシャリスト、ルーラー、クライマーのどれに向いているのか、相性が良いのかを判断し、それをもとにトレーニングメニューを決定するという機能を有する。
これによって、よりその人に合ったトレーニングメニューの作成が可能となり、より高いレベルのトレーニングが可能となる。
気になるのは、自分がすでに使っているパワーメーターやサイコンとの互換性だろう。
Garmin(ガーミン)などを使っていると使えないのか、Wahooの機材を新しく買わないといけないのかが気になるところだが、そこはご安心あれ。
Wahoo曰く、「有名どころのブランドのサイコンやパワーメーター、そしてハートレートモニターには対応している」とのこと。
上述の特徴以外にもSystemにはヨガやメンタルトレーニングなどのサービスも含まれており、本当の意味で「総合的」なトレーニングが可能だ。
海外向けの価格設定としては、
このようになっている。
日本公式サイトで日本語による情報提供はまだだし、アプリが日本語対応しているのかどうも怪しいが、試してみたい人は無料試用期間も用意されているのでトライしてみるといいだろう。