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昨夜の第16ステージは5つ星という最高難易度の山岳ステージだったが、本日の第17ステージも山岳ステージとなる。難易度は星4つで、ポンテ・ディ・レンニョからラヴァローネまでの道程となる。
スタートからいきなり登りで400mほど登る。頭おかしい。山頂の標高は1883m。
スタート直後のこの登りを利用して飛び出す選手が多いだろう。事前にしっかりとアップしておかないとその動きについていけず、ズルズルと後退していくことになるだろう。また朝から調子が悪いと最初の山で終了というのもあり得る。
ただそこからはおよそ70kmにわたって長い下り基調の道が続く。そしてコース中盤の85.8kmに3級山岳。ここはモケウニ渓谷という場所で渓谷にふさわしくギザギザのレイアウト。
そしてメインディッシュは2つの1級山岳。
まずは121.8kmから登場する1級山岳ヴェトリオーロ(登坂距離11.8km、平均斜度7.7%、最大斜度12%)。標高900m分ほどを登る。
まだこのヴェトリオーロでは総合勢の動きはないと予想されるが、意表をついてちょっとした加速を試す選手が出るかもしれない。
Com duas subidas importantes nos 50km amanhã a etapa do #giro promete.
— País do Ciclismo (@DoCiclismo) May 25, 2022
Quinta é dia para os sprinters. Sexta e sábado montanha. Domingo crono. pic.twitter.com/Dr6VxVAlhz
そして2つ目のこの画像の1級山岳がモンテロヴェーレ(登坂距離7.9km、平均斜度9.9%、最大斜度15%)。前半よりも後半のほうが平均斜度が高く、後半の平均斜度は11.2%にもなる。ブタならバイクを降りて押して歩いたほうが速いレベルだ。
個人的に心配なのは下りの路面がどうなっているか。昨日の第16ステージは結局1日雨はほとんどふらなかったものの、最後の1級山岳の下りは路面がけっこう濡れていて、見ていてハラハラしたものだ。
もう大会も終幕に近づきつつある今、最後までみんな無事に完走してほしい。