2022世界選手権女子エリートロードレース

UCIが世界選女子優勝ファン・フルーテンに罰金。スキンスーツとソックスがUCIルールに抵触。2022世界選手権エリート女子ロードレース

今年の2022世界選手権エリート女子ロードレースで、右肘を骨折していたにもかかわらずとんでもない力走で新王者に輝いたアネミエク・ファン・フルーテン(Annemiek van Vleuten)だが、当時のウェアがUCIルールに抵触していたとしてUCIから罰金を課せられた。

情報源:Annemiek van Vleuten fined for sock height and skin suit infractions in UCI Road World Championships victory

今回彼女が違反したとされるウェアに関する違反は2つ。1つはエアロスーツ/スキンスーツ、もう1つはソックス。

1つ目の違反については、まずロードレースでのTT用(?)エアロスーツの着用それ自体は問題ない。しかし、今回彼女が当日に着用しようとしたのは、オランダチームのチームメイトとは異なる色・テクスチャーのもの。世界選ではやはり各国代表チームでそれらを揃えるのがルール。そのルールに違反したというわけで500スイスフランの罰金(約7万2000円)。

なおレースでは、そのスキンスーツの上に通常のオランダチームの半袖ジャージを着用したようだ。

そして2つ目の違反がソックス。

まず長いソックスはエアロ効果を高めると考えられている。そしてUCIは数年前にソックスについての新ルールを設けた。そこでは、膝下の長さの半分を超えるソックスはダメというルールになった。

今回のファン・フルーテンはそれに違反したということで200スイスフランの罰金(約3万円)。

通常のワンデイレースでは、この違反は失格やレースからの排除という処分につながりかねないものだが、今回は罰金だけという処分となった。

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