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Rapha



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ジェイ・ヴァイン「UAEへの移籍交渉はブエルタ前からすでに始まっていた」
先日チームUAEから正式にアルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin-Deceuninck)からジェイ・ヴァイン(Jay Vine)の移籍が発表された。
過去記事:UAEが正式にジェイ・ヴァイン移籍を発表
そして今回ヴァインはそのUAEとの交渉の裏側・経緯の一部を明らかにした。
情報源:Jay Vine reveals that talks with UAE Team Emirates started before Vuelta a España breakout
ジェイ・ヴァインが語ったところによると、チームUAEとの移籍交渉はブエルタが始まる前からすでに始まっていたようだ。
今年のそのブエルタではジェイ・ヴァインはステージ優勝を2つあげ、さらには山岳賞ジャージを着用し、同賞を確定させる一歩手前の状態にあった。しかし落車事故により大会をリタイアすることになり、そのチャンスを逃してしまった。だが彼の能力の高さは誰もが認めるところだった。
世間ではそのブエルタの大活躍があったからチームUAEが目をつけたのではないかという考えもあったようだが、今回彼が明らかにしたのは、そのずっと前からすでにUAEとの話し合いは始まっていたという事実だ。
さらにヴァイン曰く、「ブエルタのときにはプロトン内部では、すでに自分が移籍する予定だというのはみんな知ってる状態だった」。
世間の関心の的は、来年のツールでタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)を支える山岳アシストのメンバーとなるのかどうかだが、ジェイ・ヴァインはそれを否定。
曰く、「来年のツールにでないことはほぼ確実」とのこと。ただジロやブエルタについてはどうなるかまだ不明で、そういったことは12月に確定されるようだ。彼自身としては現在のところどのグランツールを走りたいかなどは表明していない。
今後の彼についてUAEのボスは、「ヴァインは将来的に総合エースとして走れる可能性がある。特にTTはもっと強くなれる。チームはそうした可能性に投資し、彼をサポートする」という内容のことを話している。