【ジロ出場の可能性は?】EFのマーク・パデュンがコラテック・セライタリアへ移籍
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今年EF Education-EasyPostで走っていた27歳のウクライナ人、マーク・パデュン(Mark Padun)がProTeamのコラテック・セライタリアへ移籍することが発表された。次のX投稿を見てほしい。
MARK PADUN FIRMA CON IL TEAM CORRATEC – SELLE ITALIA – MARK PADUN JOINS TEAM CORRATEC – SELLE ITALIA
— Team corratec – Selle Italia (@corratecSelleIt) December 11, 2023
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マーク・パデュンは2017年の8月1日から研修生としてワールドチームのバーレン・メリダと契約。その後2021年まではバーレーンで、そして2022年からはチームEFで走ってきた。このとおりプロデビュー以来ずっとワールドチームだったが、来年からはProTeamで走ることとなった。
コラテック・セライタリアはイタリアチームだけに、来年はイタリアのレースを中心に走ることとなるが本人は、「U23時代はイタリアのレース中心だったし、自分には合っていると思う」と話す。
今年はグランツールを走っていなかったが、これまでジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャには出場経験がある。
イタリアチームだけに来年度からの目標はジロ・デ・イタリアにワイルドカード枠として招待されることだと思うが、来年についてはワイルドカード枠の4席のうち2つはProTeamランキング1位(ロット・デスティニー)と2位(イスラエル・プレミアテック)のチームに自動的に当てられるため、残りは2席。
それらは基本的に地元のイタリアチームが優遇されるはずだが、スイスのチューダー・プロサイクリングチーム(Tudor Pro Cycling Team)が選ばれる可能性が高いとも噂されているため、もしそうなると残り1席となる。
そうなるとコラテック・セライタリアよりもランキング上位のイタリアチームである、エオーロ・コメタ(Eolo-Kometa)とグリーンプロジェクト・バルディアーニ(Green Projcet-Bardiani-CSF-Faizanè)のどちらかとなるだろう。
このように考えれば来年のマーク・パデュンについてはジロ出場は可能性が低いのではないか。