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ブレーキレバーを内側へ倒すのは本当に危険なのか?UCIルール改定について

ブレーキレバーを内側に倒すことのリスクとは?

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この前から発表されているように、UCIは来年からブレーキレバーを極端にハンドル内側へ倒してセッティングすることを禁止する。特に今年大きく普及したエアロポジションだ。

速さと勝利を追求する選手側からすると不満がありそうなルール改定だが、選手の権利などを守る選手ための団体CPAは、そのルール改定に賛成している。

今回のルール改定は選手の安全を保障するためだが、CPAも同じ理由でUCIを支持する。では本当にブレーキレバーをハンドル内側へ倒したポジションは危険なのか?

情報源:‘It’s not just another stupid UCI rule’ – CPA in favour of ban on turned-in brake levers

そうしたブレーキレバーのポジションについて、そのCPAの会長で鉄人との異名を持つアダム・ハンセン(Adam Hansen)は、UCIのマイケル・ロジャース(Michael Rogers)とともにプロトンの選手やハンドルメーカーに対して調査を行っていた。

ハンセンは今年の夏にメジャーレースで相当数の選手らに調査を行い、その結果について、「プロトン内部でも極端な斜めブレーキレバーについて懸念の声があった」と明らかにする。

またUCI側のマイケル・ロジャースはハンドルメーカーに対して調査を行い、「10度か15度内側へ倒すだけでハンドルには余計なストレスがかかる」、「メーカー側はあくまで通常のポジションでの負荷を前提にしてハンドルを作っている」と述べる。

こうしたハンドルの崩壊というリスクを回避するためにも今回のルール改定をCPA側は支持する。

ただ現時点でUCIは「何度までは倒してOK」とは明らかにしていない。あくまで角度を制限するという方針だけが明確になっている。

アダム・ハンセンは「今回のルール改定に対応するため、フレア形状のハンドルバーを使う選手も出てくるかもしれない」と抜け道がある可能性を指摘する。

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