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日曜日に開催された2024コロンビア選手権ロードレース。昨日の記事「ベルナルvsイギータ?激アツの展開となった2024コロンビア選手権の結果と動画」でも書いたが、残り10kmあたりから大興奮のとてもおもしろいレースとなった。
そのコロンビア選手権でイネオス・グレナディアーズのエース、エガン・ベルナルは3位でフィニッシュ。実に2021年ジロ・デ・イタリア総合優勝以来の表彰台に立った。
情報源:‘I felt like the Egan of before’ – Bernal shines at Colombian championships
レース後にベルナルは、今回の結果は彼自身に大きな意義があると語り、そして、
“To a certain extent, I almost felt nostalgic during the race, I felt like the Egan of before,”
訳「ちょっとレース中に昔を思い出しそうになってたわ。まるでかつての自分が戻ってきたように感じてたのよ」
ベルナルは2022年の1月のトレーニング中に停止していたバスに高速で頭からつっこみ大怪我。一歩間違えれば首を折って死亡、または半身不随となっていたほどの大怪我だった。
しかし専門家と現代医療の力を借りてそこから執念の復活。ツール・ド・フランスも完走できるレベルまで回復。今ではすっかり普通にレースをできるようになった。
そんな彼は、母国の地でかつての自分に戻ったかのような走りを出来たということに満足を感じているようだ。
I didn’t care if I got dropped on a hill, I was doing all my turns flat out. That’s how I used to race, without fear, and I felt that way again.
訳「登りで脱落するかどうかなんて気にしてなかったね。とにかく全力で走り続けたんよ。以前やってたように失敗を恐れずにね。そんな昔の走りを今回出来たと思うのよ」
このように今回のタフなコースでも、単に3位という順位だけでなく、自分の走りとして満足いく走りができたこと、大怪我をする以前の走りを取り戻せた感覚を得たことが嬉しいと語る。以前の強さに戻れることが目標だったからだ。