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【テック&ハック】2024パリ〜ルーベ使用機材と工夫

2024パリ〜ルーベ使用機材と工夫

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ロードレースの中で最もコースが特殊なパリ〜ルーベ。歴史的にルーベにはそれ専用の特殊なアイテムやフレームが使われてきた。技術の進歩とともに昨今はそうした傾向は弱まりつつあるがそれでもやはり他のレースとは異なる工夫がなされる。そんな昨夜の2024パリ〜ルーベで使用された機材や工夫を紹介。

情報源:Paris-Roubaix Tech Gallery: Big Tires and Gravel Bikes

実際に使われた機材などの画像は情報源記事に掲載されているので見てほしい。この記事で紹介されている使用機材などの一部を簡単に箇条書きで紹介しておく。

  • 優勝したマチュー・ファン・デル・プールのタイヤは、Vittoria Corsa Proの32mm
  • マッズ・ピーダスンはワンピース構造のステム一体型カーボンハンドルで、しかもバーテープはかなり薄めで少量だけ。素手に近いフィーリングを重視?なおフロントシングル
  • Lidl-TrekはPirelliのプロトタイプの32mmタイヤを使用。タイヤに「PROTOTYPE#」の文字。
  • SoudalーQuickStepのホイールはフロントがエアロ性能の高いややディープリムなRapide、リアホイールはそれよりもリムが低いTerra。少しの軽量化とエアロ性能のバランスを重視?
  • Soudal-QuickStepはシートポストにアーレンキーを貼り付けていつでも使えるように。
  • ボトルが衝撃で飛んでいかないようにするため、いくつかのチームは通常使うカーボンケージではなく金属製のケージを使用。ただ多くのチームはカーボンケージのまま。
  • ディスクホイールの交換をスムーズにするため、QR式に変更したチームも。
  • Soudal-QuickStepの多くの選手は、エアロハンドルよりも伝統的な丸ハンドル&ステムを使用
  • 多くのチームがバーテープに、Prologo Onetouch 3D バーテープを使用
  • Israel-PremierTechはグラベルバイクのFactor Ostro Gravelに、Continental GP5000 Sの32mmタイヤを使用
  • サドル下にGoPro装着
  • ベテランのジョン・デゲンコルプのヘッドチューブには家族の写真

基本的にはやはりタイヤ幅はもう32mmが標準という感じだろうか。UCIがいきなりルール改正して来年にはさらに太くなり34/35mmが普通になっているのかも?

タイヤの進化・変化は進んだが、やはり最大の問題はパンクをどうするかだろう。パンクが限りなく生じないなにか画期的な技術の開発は無理なのだろうか。

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piginwired
piginwired
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2 Comments

  1. 一応説明するけど、選手全員32cまでの理由はUCIルール、ロードレース最大32cまで、シクロクロス最大33c

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