昨夜のTTでイネオス勢はClassified Powershiftを使用も、監督「そんなん知らんかった」。2024ジロ第7ステージの個人TTの機材について
Share your love
昨夜の2024ジロ第7ステージでイネオスはその4人の選手がトップ10に入った活躍を見せた。そのイネオスのフィリッポ・ガンナ、ゲラント・トーマス、マグナス・シェフィールドのTTバイクには、フロントシングルでありながらもフロントダブルの機能を実現できる最近話題の変速システムClassified Powershiftが使われていたようだ。
情報源:Filippo Ganna used Classified ‘front derailleur killer’ hub for Giro d’Italia time trial
Classified Powershiftのメリットはフロントシングルの状態で使えることによる軽量化とエアロ効果の向上だ。また実際の使用感もゲラント・トーマス曰く「なんの問題のない」。
このClassifiedのシステムは昨年あたりからプロが使うのが増えてきているように思われ、今回のイネオスの使用の事実によりさらにプロトンで使われる機会が増えそうだ。
ただおもしろいのは、現場のイネオスのスポーツディレクターのコメントとして、そんなものがバイクにセッティングされていたとは知らなかったと述べていることだ。彼は次のように話す。
“I’m not sure what was on the bike,”
訳「自分はバイクのセッティングがどうなってたか知らない」
“We just pick up whatever is lying around the truck. It’s not at all a well-thought-out plan that’s been in place for six months.”
訳「現場はただその場にあるものを使うだけやからね。今回のClassified Powershiftについても、念入りに半年前から練られてたアイデアとかじゃないで」
実は高円寺の店にこのホーイルあります、まずハブがかなり重い、変速のスピードと感覚も凄く変な感じ、正直あんまりメリットないと思う(現段階)
変速のフィーリングの奇妙さ・・・
逆にその変な感覚を試してみたくなるブヒね
やはりプロ選手の機材の感想は話半分ぐらいで聞いとくべきか・・・