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車がコース進入で滅茶苦茶になったエトワール・ド・ベセージュ。複数のワールドチームが大会を見限り撤退の事態へ

2025エトワール・ド・ベセージュは2日連続で車両がコース侵入。事態を重くみたワールドチームはレース続行を拒否して撤退。UCIも調査へ。

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フランスのレースのエトワール・ド・ベセージュが大混乱に陥っている。発端は一般車両のコース侵入による落車事故だ。

2025エトワール・ド・ベセージュ第2ステージで一般車両がコース侵入で落車

情報源:Maxim Van Gils forced to abandon Étoile de Bessège after car driving on course causes crash

上述のように2025エトワール・ド・ベセージュ第2ステージで一般車両がレース中にコースに侵入しプロトンに向かって逆走してくるという事態が発生。それを避けようとしたプロトンで大きな落車が発生した。次の動画を見て欲しい。

これによりレッドブル所属のマキシム・ファン・ヒルスが負傷して大会をリタイアすることを余儀なくされた。

レッドブルで監督を務めるハインリッヒ・ハウッスラーは今大会について、「コース上のいたるところに車が駐車されてるし、動いていて危ない」と語る。

翌日第3ステージも車両がコース侵入!複数のワールドチームが激怒してレースから撤退!

そして昨夜の第3ステージでも前日の第2ステージに続いて一般車両がコース上に侵入する事態が発生。

情報源1:‘Unacceptable’ – Chaos and protest at Etoile de Bessèges as teams quit after cars get on the course

情報源2:‘I decided to race on’ – Arnaud De Lie on why he stayed in the Etoile de Bessèges despite cars on the road

この日のレーススタート後10数キロ走ったところのラウンドアバウトでコース上に一般車両が侵入し、プロトンは停車を強いられた。

このアクシデントのあとに選手側、主催者側、そしてUCI側の三者が話しあい、レースはそこからしばらくニュートライズ化。またその日は雨を理由として最後の周回でのCol des Broussesとその下りがレースから削除され、走行距離は164.05kmから136.2kmへと短縮されていた。

こんな2日連続の一般車両侵入という危険な事態に複数のチームがブチギレ。Soudal-QuickStep、Red Bull-Bora-Hansgrohe、Decathlon AG2R La Mondiale、EF Education-EasyPost、そしてUno-X Mobilityといったチームがレース続行を拒否。選手の安全を最優先と考え危険な大会から引き上げることを決めた。

なおレース再開後の第3ステージを制したはLottoの若きエースのアルノー・デ・リー。今季初勝利。

UCIはこの第2ステージと第3ステージのトラブルについて調査することを発表。しかし同時に危険回避措置は講じられるとして大会続行を承認したもよう。次の発表を見て欲しい。

UCI公式:UCI statement regarding two incidents involving motor vehicles at l’Étoile de Bessèges – Tour du Gard

第3ステージのハイライト動画がこちら。


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