レビュー
Rapha

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2025クールネでカーデン・グローブスにイエローカード。その理由とは?
昨夜の2025 クールネ〜ブリュッセル〜クールネはフィプセン、ミラン、メルリールなどトップスプリンターが揃った豪華なゴールスプリントとなった。
そのスプリントを制して優勝したのは前日のオンループ・ヘット・ニュースブラッドでは勝てなかったヤスペル・フィリプセン。そして彼の最終発射台を務めたのがカーデン・グローブスだった。だがフィリプセンではなくそのアシストのグローブスにイエローカードが出された。一体何があったのか?
情報源:Yellow card for Kaden Groves for early celebration of Philipsen’s victory at Kuurne-Brussel-Kuurne
さっそく次の動画でカーデン・グローブスの動きを確認してもらいたい。
Replay of Jasper Philipsen winning the Kuurne-Brussel-Kuurne 2025. Top level leadout from Alpecin boys #KBK25https://t.co/dGBj1JbJjI pic.twitter.com/HLp7gGKD71
— Eemeli (@LosBrolin) March 2, 2025
わかるだろうか。
これは過去記事「2025からのUCIルール変更点その2」で紹介した今年からの新ルールに抵触したからだ。ずばり、ゴール前のスプリント集団の中にいるのにハンドルから手を放して、フィリプセンの勝利に喜んでしまったことが理由だ。次の過去記事を再び見てもらいたい。
プロトンの安全向上に力を入れるUCIはその一環として今年からゴール前スプリントをする集団内でハンドルから手を放すのを禁止した。今回のグローブスはまさにその新ルールに違反してしまっているわけだ。もっと集団の後ろでヒラヒラしてる状態でそれならバレなかったかもしれないし、そもそも違反にならなかったかもしれない。
今回のイエローカードはグローブスにとって今シーズン1枚目、そして反則金として500スイスフラン(約8万3000円)が課された。イエローカードシステムについては次の記事を再びどうぞ。