レビュー

Rapha







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今夜の2025ツール第7ステージのコースプレビューと優勝予想

今日の第7ステージはロードレースでおなじみのブルターニュが舞台だ。レジェンドのベルナール・イノーなじみの地でもある。特に後半にブルータニュの名を冠する登りが3つ登場する。そのうち最後の2つの3級山岳がミュール・ド・ブルターニュ(ブルターニュの壁)だ。
というわけで今日はフランス人にとってなんとしてでも勝ちたいステージ。もちろんケヴィン・ヴォークランがアタックをぶちかましたいはずだ。だが彼がアタックすればポガチャルやヴィンゲゴーも必ずついてくるはずなので難しいところだ。
今日の獲得標高は2450mと昨日の3550mよりは少ないため、それだけ見れば難易度は少し低い。第2、第4ステージと同じぐらい獲得標高だ。
定番ワンデイレースのブルターニュ・クラシックで昨年度(獲得標高3500m強)優勝したのがマルク・ヒルシ。昨日は勝負にからまなかったが今日こそはとヒルシが、チームメイトでフランス人のジュリアン・アラフィリップとともに逃げる可能性が高いか。二人だけで抜け出してランデブーする姿を見られれば激アツである。
また終盤のコースはマチュー・ファン・デル・プールがツール・ド・フランスに初出場し、初マイヨ・ジョーヌとなった2021年ツール第2ステージとほぼ同じ。そのときも今回と同じゴール地点でミュール・ド・ブルターニュでアタックし、ポガチャルに6秒差をつけてステージ優勝し、マイヨ・ジョーヌ獲得となった。つまりマチューは今日も狙ってくるはずだ。
おそらくAlpecin-Deceuninckがマチューのために今日は完全にプロトンを支配するはず。昨日のUAEのように大逃げを容認することはないだろう。UAEとVismaは総合成績で脅威になるような選手がいなければ牽引に協力することもないだろう。
というわけで優勝はマチュー・ファン・デル・プール。