Movistar「ポガチャルはルールを守れ」。ポガチャル支配がツール・ド・フランスの価値を減損していると批判

「暗黙のルール」は守るべきか?モビスター監督がポガチャルの圧倒的支配に苦言。2026ツール・ド・フランスで広がる議論

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情報源:’There are unwritten rules that should be respected’ – Movistar DS warns Pogacar dominance is hurting the Tour

2026ツール・ド・フランスも、UAE Team Emirates – XRGとその絶対エースのタデイ・ポガチャルが圧倒的な強さを見せつけ、大会を支配しているわけだが、Movistarのスポーツディレクターは、強すぎる彼らのレース運びについて、「勝利を目指すことは当然だが、プロロードレースには守るべき暗黙のルールも存在する」と警鐘を鳴らした。

Movistar「ポガチャルは暗黙のルールを守れ」

今回Movistarが批判するのは、ルール違反ではなくロードレースに古くから存在する不文律というべき暗黙のルールだ。

伝統的にグランツールでは、総合争いに影響しない逃げ切りや、小規模チームにステージ優勝の機会を与えることが長年の慣習として受け入れられてきたケースも少なくない。

もちろん、すべてのケースでそうした配慮が求められるわけではない。しかし、「勝てるからすべて勝つ」という姿勢だけでは、レース全体の魅力や他チームとの関係性にも影響を及ぼしかねないというのが、Movistar側の主張である。

つまり、尊重されるべき暗黙のルールが存在すると強調し、それを無視することには疑問を呈しているわけだ。

Movistar「もっとうちに配慮して!」

なおTeam Visma | Lease a BikeからMovistarへ移籍したばかりの若きエース、キアン・アイデブルックスは第6ステージでリタイアとなっている。

2024年ジロ・デ・イタリアでもやりたい放題だったように、この2026年ツール・ド・フランスでも、ポガチャルが総合優勝争いだけでなく、個人としてそしてチームとしてステージ優勝も積極的に狙うレース運びを続けている。

特に逃げ集団を容赦なく吸収し、自ら勝利を狙う戦術は大きな話題となっている。

総合争いに直接影響しないステージであってもUAEが集団をコントロールする場面が続き、「他チームに勝利のチャンスを与えない」との批判もMovistar以外からも出ていることだろう。

一方でこの古き良き?考え方に反対する意見も少なくない。

ポガチャル自身は以前から、「レースは勝つために走るもの」であり、脚があるなら勝利を狙うのは当然という姿勢を示している。

また、UAE Team Emirates – XRGは年間を通して莫大な投資を行い、最高レベルの選手とスタッフを揃えている。スポンサーやファンに結果で応えることを考えれば、意図的に勝利を譲る理由はないという考え方にも一定の支持があるのも確かだろう。

ツール・ド・フランスの魅力とプロとして勝利を狙うことの意義

今大会のポガチャルも、すでに山岳ステージでライバルを大きく引き離し、総合優勝争いでも早い段階から優位に立った。そのため「もう今年のツール・ド・フランスは終わった」という声も多いだろう。

加えてステージ優勝まで有力候補が独占する状況が続けば、中小チームや逃げを得意とする選手たちの活躍の場が減少するという懸念もあるのも事実。

近年はチーム間の予算格差も拡大しており、資金力のあるスーパーチームがレースを支配しやすくなっていることから、競技全体のバランスを心配する関係者も増えている。

そして、ポガチャル&UAEの強さがあまりにも突出することで、ツール・ド・フランスという大会そのものの面白さや、多様なチームにスポットライトが当たる機会が減ってしまうのではないかという懸念も生まれている。

「暗黙のルール」を尊重すべきか、それとも勝利を最優先すべきか。答えの出ないこの議論は今後も大会中ずっと続くことになるだろう。

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4件のコメント

  1. 良し悪しは難しいところですが私はここ数年ツールを見なくなりました。ブエルタはまだ見ていますが:)

    • さすがにUAE一強支配が続いてるとそういう人も増えてそうブヒね。

      他チームも予算かけてトレーニングとかしてるし、トレーニングの専門家・スタッフたちも流動的にチーム間を移籍してるはずなのに、こうも戦力差が出てくるのは不思議な感じブヒ。

  2. 譲ったら譲ったで傲慢だの言う人がいるんだし、批判が出るのはどうしようもないですよ。
    プロなら勝てるものは勝ちにいくべき、の方がシンプルでいいと思います。

    僕はヴィスマに負けて打ちのめされたポガチャルを見て涙しましたし、そこから見事に立ち上がって勝ちまくる姿に力をもらっているので、勝つべく必死にがんばっている人が勝って何がつまらないのか、と声を大にして言いたいです!

    • 熱いコメントあざっす!
      たしかに、あのとき負けたポガチャルを見てた側からすると、そこから倍以上強くなって復活した今の姿を見ると感動とここまで強くなれるのかと驚嘆するだけブヒね。

      他のチームがどう考えているのかはわからないけど、少なくともMovistarについていえば「おまえがもっと頑張れよ」と言われるのも当然かと。そんなこと言われるぐらいの結果しか出せていないわけで。昨日の第10ステージは逃げてよかったけど、キアン・アイデブルックスもいなくなったことでもっと大胆に、もっと必死にチーム全体で勝利を狙わないといつまでたっても「おまえが言うな」と言われそうブヒね。

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