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Kaskから新エアロヘルメット「Wasabi」登場。Utopiaに次ぐエアロ性能

KASKの新しいエアロモデルのヘルメットWasabiについて

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イタリアに本拠地のあるヘルメットブランドKASK(カスク)。チームイネオスが使うブランドとして人気である。性能ももちろん折り紙付き。

そんなKASKから新しいヘルメット「Wasabi(ワサビ)」が登場。先日のストラーデ・ビアンケでイネオスが初めて使ったヘルメットだ。次のKASK公式インスタを見て欲しい。

現時点では日本公式サイトでも海外の公式サイトでもまだ情報が掲載されていないようだが、エアロタイプのヘルメットの新型である。

情報源:Kask Wasabi aero road helmet gets spicy with adjustable vents, aerodynamics & merino

Kask Wasabiの特徴

ベンチレーションの向上

Wasabiは、既存モデルのエアロタイプヘルメットであるUtopia(ユートピア)以来のエアロタイプとなる。

Utopiaと比べると、一年のどのシーズンでも快適性、万能性を向上させたものになっている。

外観の特徴は、フロント部分(赤い部分)のパネルを動かすことができ、それによって空気をヘルメット内に取り入れる量を調節できる。冬は寒いから閉じておき、夏は暑いから開けておくといった柔軟な調整が可能。

エアロ性能の向上:Utopiaに次ぐエアロ性能

KASK曰く、「時速50キロだと1ワット節約できるぞ」。このエアロ性能はUtopiaについで同社2位の性能。プロトン最速のヘルメットの1つだと主張。

メリノウールの使用

高級サイクリングウェアによく使われる上質なメリノウール素材だが、Wasabiにも使用されている。

イタリアのReda社のメリノウールがヘルメット内部のパッドを覆う。これにより体温調節や快適性を向上させているらしい。

装着時の調整システムは、ダイアル状のOcto Fitを採用。これはKASKのヘルメットに幅広く使われているもの。ProtoneやUtopiaと同じものだ。

価格や販売時期など

もちろん耐衝撃性能もばっちり。

重量はMサイズで290g。S、M、Lの3サイズ展開。現時点ではカラーバリエーションはどうなのか不明。

また販売時期や価格も現時点では不明。ただ3月~4月には販売開始の可能性あり。価格はProtoneやUtopiaよりも少し高いぐらいなのではないかと予想されている。日本市場向けで言うならば3万3000円ぐらいか?

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