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レムコと火災とレース中断。2021Druivenkoers Overijse

火災発生でレースが中断。世界選の前哨戦?の2021Druivenkoers Overijse

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昨日はブエルタ・エスパーニャ第12ステージの裏で、今年の世界選手権に使われる区間を含むベルギーのレースDruivenkoers Overijseが開催されていた。しかし、そのレースでちょっとした事件が発生。レースが15~20分ほど一旦中止された。

なお、今年の世界選手権のコースの概要は記事「カペルミュールなし!2021世界選のコースが明らかに」を見ておいてほしい。

レース中に火災発生!

上述のように今年の世界選の前哨戦?とも言えるような2021Druivenkoers Overijseだったが、レースが中断する事態が発生した。

何が起こったのかというと、なぜかレース中路上に止められていた車が発火し燃えたのだ。これを鎮火するため消防が出動。そのためレースが15~20分ほど一時的に中断、ニュートライズな状態にされた。そのときの発火画像がこちら。

レース展開とレムコ

レース展開としては最初に9名(?)の逃げができあがり、Deceuninck-QuickStepが集団をコントロールするが、中盤あたりで、エースであり世界王者のジュリアン・アラフィリップ、エヴェネプール、そしてカスパー・アスグリーンがついていく。これににLotto Soudalのティム・ウェレンスや、Cofidisのクリストフ・ラポルトらも参加。強力な追走集団が形成される。

その後Smeysbergの登りでアラフィリップが加速。逃げは捕まるが、この直後にエヴェネプールが単独でアタック。すぐに1分の差をつけて独走状態へ。

少しずつエヴェネプールは追走により差をつめられていくが、ゴールまで残り25kmの時点で、上の火災発生でのレース中断となった。

20分ほどの中断のあとレースは再スタート。エヴェネプールは30秒ほどのタイム差をもって走行再開。結局保っていたリードを守ったまま結局60kmを独走して勝利となった。

世界選のルートが含まれるレースでの勝利ということで、世界選のレムコにも期待できそうだ。

なおレムコは、コーナーを曲がりきれずコースアウトしたにも関わらず勝利したツアー・オブ・デンマークの第3ステージ、そして同大会の第5ステージ(個人TT)に続く勝利となった。強い。

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