【53億円】Israel-PremierTechがデレク・ジーに対して巨額の損害賠償を請求か？

今年の8月に突然Israel-PremierTechとの契約を解除したデレク・ジー。そんな彼は今Israel-PremierTech側と法律紛争の真っ只中にある。そこではIsrael-PremierTech側は彼の契約解除により、3000万ユーロ以上（約53億円）もの巨額の損害を受けたと主張しているようだ。デレク・ジー本人がそうした事情を明らかにした。次の彼のSNS投稿を見て欲しい。

ここではまず、

I would like to address and clarify some speculation regarding my current situation, following recent public statements made by my former team that my case is currently with the UCI arbitral board.

と書かれており、Israel-PremierTechと彼との争いがUCIの調停にかかっていることが示されているが、同時に、

however, I am now facing what I understand to be a damages claim said to exceed approximately 30 million euros – for doing nothing more than exercising my fundamental rights as a professional and a person.

と書かれており、チーム側からおよそ3000万ユーロ以上（約53億円以上）もの損害が出たとの主張がなされていることを明らかにした。

一方でなぜデレク・ジーがチームとの関係を解消するに至ったのかその根本的な理由については明確にされていない。ただ人間性に関する問題（人道的な問題？）があり、それが契約解除の義名分であると書かれているだけで、その中身は不明なままだ。

そして彼は今回のようなチーム側の訴えがそもそも契約解除となった原因を象徴するようなものであり、こうしたチーム側の行動はスポーツの素晴らしい理念とは真っ向から衝突するものであると信じていると語る。