日本でチーズを売る予定？だったヴィクトル・ラフェがUnibet Tietema Rocketsと契約

今年までDecathlon AG2R La Mondialeで走っていた29歳のフランス人クライマーのヴィクトル・ラフェ（Victor Lafay）。過日の記事【ヴィクトル・ラフェ「引退の確率は50％」】で紹介していたように、引退する可能性も含めて将来の道を考えていたようだ。

そして仮に引退することになればチーズ販売の仕事を始めたいと考えていたようで、日本でチーズを売るかもしれないという未来も話していたことがあった。

しかしファンにとっては嬉しいことだろうか、母国フランスのProTeamで来年度のツール・ド・フランス出場を目指すUnibet Tietema Rockets（来年からUnibet Rose Rockets）と契約したことが発表された。

契約は1年で2026年いっぱいまで。

ヴィクトル・ラフェは2017年に当時のプロコンチネンタルチームだったCofidis, Solutions Crédits（現Cofidis）に研修生として参加、2018年から本格的にプロデビュー。そして2024年からDecathlon AG2R La Mondialeで走っていた。

これまでにすべてのグランツールに出場し、ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアでステージ優勝をあげている。どうせならブエルタ・ア・エスパーニャでのステージ優勝を目標にするのもありだとは思うが、引退も具体的に考えいた本人としてはそこまで望んでいない可能性のほうが大きいか。

とりあえずファンとしては現役続行で良かったということでいいのではないだろうか。