Enter your email address below and subscribe to our newsletter

カーボンホイールENVEが警告!最近の高性能タイヤは危険??おすすめタイヤは?

Share your love



ENVEといえば新興(というほど最近のメーカーちゃうけど)のカーボンホイールブランドとして、短期間で世界中で人気&定番となったブランド。クロモリバイクでもサーベロのエアロロードでも似合う。グラフィックは渋くかっこよく、性能もいい(はず)。だが、値段が高い。高い高い高い高い高い高い高い。


いい物は高い。当たり前。それはわかってはいるけども、(´Д`)ハァ…




さて、そんなENVEが最近のチューブラータイヤやコットンクリンチャータイヤについてちょっとした警告というか、「注意したほうがええで」みたいなことを言うてる。


情報源:Enve Composites sounds alarm on open tubular and cotton clincher failures



目次



(1) Enveが言う、最近のチューブラータイヤとコットンクリンチャータイヤの危険性とは?

①タイヤの性能で重要なもの:転がり抵抗だけでいいのか?

②最近のタイヤは耐久性が以前より落ちている?

③タイヤメーカーの反応


(2) ENVEおすすめタイヤ






(1) Enveが言う、最近のチューブラータイヤとコットンクリンチャータイヤの危険性とは?




①タイヤの性能で重要なもの:転がり抵抗だけでいいのか?





いや、ダメでしょ。近年のタイヤの性能というのは、どうも転がり抵抗どうこうを重視するトレンドがある気がする。


しかし、タイヤ性能というのは、転がり抵抗だけ良ければいいというものやない。そもそもタイヤがタイヤとして機能しなければなんの意味もない。すなわち、耐久性も重要な性能なはず。


しかし、最近は転がり抵抗としなやかさという、ある意味矛盾するようなものを高次元で融合させたようなタイヤが流行りで、メーカー側もそれをアピール。






②最近のタイヤは耐久性が以前より落ちている?



View this post on Instagram

Happy New Year from ENVE Composites. Photo: @bonsaicycleworks #iRideENVE

ENVE Compositesさん(@envecomposites)がシェアした投稿 –



ENVEはカーボンホイールの会社ゆえに、タイヤとの相性などタイヤの関するデータも幅広く収集してる。その過程で、最近ENVEはあることに気づいた。それは、「あれ?最近タイヤのビード破断が多くない?」ということ。


これは、ENVEのホイールでも他社のホイールでも同様らしく、よってホイールの問題じゃなく、タイヤそのものの問題であるとの認識を同社は抱いた。


特に、ガチレース向けというか高性能タイヤ(高いタイヤ)ほどより軽量で、しかもしなやかな素材を使って上質・高性能な設計となってる。しかし、そんな高性能・上質なタイヤほど危ない、とENVEは言う。


というのも、そういったタイヤは軽量さとしなやかさを追求するため、なんら補強がされてないものがあると言う。


View this post on Instagram

The all new @cervelocycles S5 Disc rolling with SES 7.8's. Photo: @skelovelo #iRideENVE

ENVE Compositesさん(@envecomposites)がシェアした投稿 –



ENVEのチーフエンジニアKevin Nelsonはこう言う。


“You want to generate flex to absorb road vibrations, but in doing that, you’re going to fatigue a material.



訳「しなやかさによって振動を吸収したいやろうけど、それしたら、素材の疲労度を高めることになるんや」


“You have softer and lower tensile-strength casing materials being used to generate flex, and then the more flex you have, the more fatigue you’re putting on those fibers, and then you’ve got lower pressures, which are also generating more of that localized movement, and then bigger tires. All of those things are combining for sure.”




訳「より柔らかく、より張力の低いケーシング素材によってしなやかさを生むわけやけど、しなやかになればなるほど、タイヤ繊維への負荷が増えるんや。そんで、もっと乗り心地よくしようと空気圧を低くすると、もっとタイヤの負荷が増加するわけ。さらに幅広のワイドなタイヤにしても同じや。きっと、こういった全てのことが最近のタイヤの耐久度の低下に関係しとる」



③タイヤメーカーの反応





ENVEこのような意見は、タイヤメーカー側は公表していない。そこで、ENVEは、消費者に何も示さないタイヤメーカー側に「なんか対策したほうがええんとちゃう?」みたいなことを提案したものの、完全に無視されたもよう。








情報源記事において、ENVEがおすすめする「耐久性が良いであろうタイヤ」についてリストが掲載されてる。それを紹介しとく。


  • Bontrager
  • Continental
  • Hutchinson
  • IRC
  • Mavic
  • Maxxis
  • Panaracer
  • Pirelli
  • Schwalbe
  • Specialized (with the exception of the 28mm-wide S-Works 2Bliss model on the SES AR 4.5 Disc rim)
  • Tufo
  • Vittoria (with the exception of the Corsa model mentioned above)



さて、おまえらのタイヤは大丈夫かな?ま、ちゃんと定期的に新タイヤに替えていれば特に問題はないんやろうけどね。やっぱりロングライドの途中でタイヤ破断とかまっぴらごめんやからね、日ごろからタイヤの状態を確認しとくってのが、一番簡単にできる対処法やね。自転車屋に定期的に相談して見てもらうのもええやろね。やっぱりプロの目線ってのがあるからね。


Share your love
piginwired
piginwired
Articles: 6453

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!