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2019年は、イギリスで小売業(自転車業界も含む小売業全体)にとって史上最悪の年となったもよう。
情報源:2019 was worst year on record for retail
英国小売業協会(BRC:British Retail Consortium)の発表によると、2019年は2018年と比べて業界全体の売上が0.1%の減少となったもよう。ちなみに2018年は2017年と比べて1.2%増加していた。
BRCによると、業界全体の売上が前年度比で減少したのは史上初とのこと。
その要因として挙げられるのがやはり英国によるEU脱退(Brexit)騒動と、総選挙。それによって醸成された社会の雰囲気が1年で最大の稼ぎ時であるブラックフライデ~クリスマスシーズンの売上を減少させた。消費者が価格などにより敏感となり、サイフに紐を固くしたとのこと。
少なくとも英国の小売業界にとっては2019年は史上最悪だったわけで、本来ならそこからの復活を期すべき2020年といきたいところだが、新コロ助でこの有様。ひょっとしたら今年は2019年以上の悪化となるかもしれない。史上最悪の座が取って代わられる可能性すらある。