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チームPaule Kaが半年で消滅?チームが銀行の供託金に手を付ける可能性あり

女性プロチームのPaule Kaが消滅の危機にあるもよう。

情報源:Equipe Paule Ka in danger of folding for 2021, draws on UCI bank guarantee

プロチームPaule Kaは、今年の6月にフランスのファッションブランド「Paule Ka」が新しくタイトルスポンサーとして就任した。それまではBigla-Katushaとして活動をしていた。

しかし、どうやらスポンサーであるPaule Kaが、チームに対する予算の支払いを遅延しており、それにより選手の給料が払えなくなっているもよう。

チーム側はこの状況を一時的に解消するため、UCIによって定められている銀行口座にある供託金(保証金)を引き出すことを考えているもよう。

UCIはプロチームに対して、もしものために銀行に一定のお金を預けておくことを求めている。女性プロチームについていえば、全選手の給料総額の15%を銀行口座に預け、維持しておかなければならないとされている。これはチーム財政に緊急事態が発生したときの虎の子といえる。

情報源記事によると、チームから各選手に宛ててWhatsAppアプリから次のようなメッセージが配信されたもよう。

Hi everyone,

We have a bit of a tricky situation as there is a delay to the payment from the sponsor and Thomas needs to open up the Bank Guarantee in order to pay the salaries this month. I will attach the document here and I will also email it to you. Please return ASAP, this is really important if we want to get paid quickly this month. Thanks.

内容を簡単にいえば、「スポンサーからの支払いが遅れてチームがヤバイ状況。給料を払うために銀行の保証金に手を付けざるを得ない。事務手続きが必要だからすぐに返信してくれ」とのこと。かなり切羽詰まっているように思われる。

飲食&旅行業界の窮状がTVのマスメディアを賑わせているが、ネットメディアではアパレル業界の壊滅的な状況を伝えるものも多い。

もともといちはやくオンライン販売に注力してきたユニクロなどだけが生き残ることができているような状況である。

他業界も同じかもしれないが、アパレル業界は旧態依然とした百貨店中心のビジネス慣習が残っていたりと、ビジネスシステムとしてオンラインへの注力が甘かった企業が多い。そんな古いビジネスモデルを破壊し、脆弱さを露呈させたのが新コロナであった。

もし今年限りでチームが消滅すれば、ファッションブランドのPaule Kaはたった半年間のスポンサーということになる。当初は4年間のスポンサー契約に合意していたにも関わらず、こんな有様である。

6月といえば新コロナ発生ですでに世界中がえらいことになっていた時期である。そんなときにスポンサーになったのだから、コロナでどういう状況かどんな未来が待っているか経営陣も予想できていたはず。いわばわかった上でスポンサーになったはずなのに、この体たらくよ。アホちゃうか?

チーム&選手としたらPaule Kaに騙されたという気分であろう。

2 thoughts on “チームPaule Kaが半年で消滅?チームが銀行の供託金に手を付ける可能性あり

  1. ジロ・ローザで新人賞獲ったりと、せっかく選手たちも頑張ってたのに残念なニュースです
    女子チームは給料安いだろうから、そんな多額な運営費はかかってないと思うんですけどねぇ…

    1. 強い選手がいるだけに残念なニュースブヒね。でもまだ消滅確定ではないので少しの希望は・・・?

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