アルメイダがジロを優勝する確率が高い?その3つの理由とは?
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今年のジロ・デ・イタリアは大会前の予想を大きく覆す展開といえるであろう。なにせ、Deceuninck-QuickStepの22歳のポルトガル人、ジョアン・アルメイダ(João Almeida)がずっとマリア・ローザをキープしているのだから。
事前の予想とは違う選手が長く総合リーダージャージを着用しているという流れは、去年のツール・ド・フランスでのジュリアン・アラフィリップの活躍を、あるいは、2011年のトマ・ヴォクレールを思い出させる。
アルメイダのマリアローザは第15ステージまで?
とはいうものの現時点ではアルメイダのマリア・ローザは、この日曜日の第15ステージ(バーゼアエレアリヴォルト〜ピアンカヴァッロ)までだろうという予想が多い。
なぜなら、第15ステージは本当の総合争いの第一幕が切って落とされるであろう山岳ステージだからである。
そしてこの第15ステージを皮切りに、いよいよジロはその第17、第18、そして第20ステージで全て難易度5つ星の超難関山岳ステージが登場する。たとえ第15ステージをアルメイダが乗り切ったとしても、これら3ステージでマリア・ローザを失う確率は高い。
アルメイダ総合優勝の可能性が高くなりつつある?その3つの理由
だがしかし、そういった予想とは反して、逆にアルメイダの優勝確率が上がりつつあるという考えも広まりつつある。言い換えれば、プロトンの総合争いをしている選手たちは、アルメイダが現実的に危険な存在であると認識しつつあるとも言える。一体なぜか?
理由1:ヤングマン
理由の1つめは、若さである。なにせ22歳。若すぎるほど若い。
だが若さは強さである。若い肉体は疲労からの回復が早い。ていうか疲れない?勢いがあればなんとでもなるのが若さ。元気があればなんでもできる。すばらしいYMCA!
理由2:TT能力
理由の2つめは、アルメイダはTTを苦手としていないということ。なにせ2019年のU23ポルトガル選手権でロードと個人TTの2冠を達成している。今後の山岳で多少タイムを失っても、TTである程度カバーできるのではないか?
理由3:悪天候
そして最大の理由が、今後の難関山岳ステージが積雪によってルート変更となり、ずっと難易度の低い別ルートになるかもしれない、そんな可能性が高まりつつあるからである。
そうなれば、アルメイダがマリア・ローザをキープしたままそのまま総合優勝となる確率が跳ね上がる。すなわち、ライバルたちは攻撃する機会がないままジロ終了ということになりかねないのである。
さて運命の女神(おそらくピンク頭)は、アルメイダか、その他のライバルたちか、そのどちらに祝福を授けるのか?
イヴェネプール不在でもアルメイダで勝てるなんて、いつのまにかDQTは総合系チームになったようです。
ケルデルマンやポッツォヴィーヴォ、ボーラの2人は調子良さそうなので、どこかで仕掛けてきそうですが・・・
マクナルティも総合11位につけてるのはすごいですね。末恐ろしい若者たちですわ。
マクナルティは注目のアメリカ人の若者ブヒね。
TJやテイラー・フィニーを超えられるか?
カンチェラーラやコンタドールの黄金世代→サガン→ファン・アールト&マチュー→22歳前後の新世代
こんな感じの世代交代になってるブヒね。
昨年からの若手の台頭と活躍ぶりは続いてますねぇ。コロナ騒ぎがなくて例年通りのシーズンだったらもっと凄かったんじゃないかと思えてきます。
とはいえ今年のジロは、面白くはあるんだけど、なぁ〜んか地味なイメージ。
これからの山岳責めで興奮させてくれることに期待Y(^ ^)
Σ(゚Д゚)山岳責め