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少し前の記事で、Vini Zabù-Brado-KTMの選手Matteo Spreaficoが今年のジロ・デ・イタイア中のドーピング検査で陽性が発覚したことを伝えた。
そして今回チーム側は同選手を解雇したことを発表。
情報源:Spreafico fired by Vini Zabù-Brado-KTM after doping positive
Zabù-Brado-KTMのボスが言うには、どうやらMatteo Spreaficoは、ネットを通じて禁止薬物が含有されているサプリメントを購入していたもよう。
同選手は捜査当局にそのように供述したとのこと。
単なるサプリメントがほしいのならば、チームが契約しているメーカーのサプリメントや、チームの医師の処方によるものを使えばいいだけである。
しかし今回チームに黙ってネットを使ってそのようなサプリメントを購入していたということは、その行為自体がもはや「真っ黒」である。
たとえ注文したサプリメントに入っている具体的な物質の名称や、その科学的効能などを専門的に理解できていなかったとしても、チームに相談もなく勝手にそのような購入行為を行った時点でもはや「故意」の認定がされるであろう。「知らなかった」はあり得ないと評価されるであろう。
さてこのドーピングによりMatteo Spreaficoは今後最大4年間のレース出場禁止処分を受ける可能性がある。故意ではなかったと証明されれば処分期間は減らされるが、上述のとおり今回は「故意」だと認定される可能性が非常に高いケースであろう。
Matteo Spreaficoはイタリア人であるが、イタリアの法律によれば、違法薬物の使用は3か月~3年の禁固、そして約30万円~61万円の罰金である。