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万能の天才かと思われたマチュー・ファン・デル・プールだが、結局のところ人間だったというのが昨夜のドワルス(Dwars door Vlaanderen)の感想だ。
だが、なぜ今年のドワルスでマチューは「停滞」してしまったのか?以下、本人のコメントを紹介する。
情報源:Mathieu van der Poel off colour at Dwars door Vlaanderen
マチューは終盤のTaaienbergでメイン集団が活性化したときはそこで存在感を示していたが、その後すぐに「今日はアカン」と悟ったらしい。そして実際その後にゴールまで残り36kmのKnoketebergで再び集団が活性化したときには完全に肉体が「停滞」してしまっていたようだ。
レース後のマチューのインタビュー動画
それ以前からどうも調子が悪く、終盤での集団の活性化よりも前にすでにチームやチームメイトには「ワシ、今日はアカンわ」と伝えていたようだ。そこで、マチュー自身は、Tim Merlierのアシストとして走ることを決めていた。実際、マチューは終盤はチームメイトらと集団を牽引し、独走するファン・バーレを追走する第2集団に追いつくべく奮闘していた。
その甲斐もあってか、見事Tim Merlierはゴール前スプリントで3位に入りチームとしてはマチューの優勝こそできなかったが、UCIポイントの獲得など一定の目標は達成できた。
ではなぜマチューはその日調子が悪かったのか。本人は次のように述べる。
“Was it the heat? I ate and drank enough in the race. I didn’t find my legs. By the way, Alaphilippe also told me in the race that he was not feeling very well. I couldn’t go deep all day.
訳「原因は暑さかな?十分な補給はしてたけどね。脚の調子はいまいちやった。アラフィリップもレース中に『今日はアカンわー』と言ってたわ。とにかくワシも今日は一日中調子悪かった」
“I can deal with this. It has happened to me before. I expect a different race on Sunday, and I hope to be very good on Sunday.”
訳「でもこういうときもそれなりに上手いこと対処できるのよ。以前にも同じ経験あるからね。日曜日のロンド・ファン・フランデレンはまた今日と違うレースやしね。ロンドではガンガン動けたらええね」