なぜゲラント・トーマスは落車したのか?昨夜のツール・ド・ロマンディ第4ステージのゴール前で何が起こったのか?

昨夜の2021ツール・ド・ロマンディ第4ステージは最難関ステージで、最後の標高2100m超えの山岳では終盤に先頭が目まぐるしく変わる熱い展開になった。そしてゴール前数十メートルというところで、誰もが予想していなかったまさかのアクシデントが発生した。そう、INEOS Grenadiersのエース、ゲラント・トーマスの落車だ。

いったいなぜ彼は落車してしまったのか?あのとき何が起こったのか?

ゲラント・トーマスの落車シーン

まずはもう一度問題の落車シーンを見てみよう。

ゴール前で加速すべくダンシングを開始したその時に、右手がハンドルからすっぽぬけてしまっている。ただ、動画を見ていると最初は意図的にハンドルから手を浮かしたように見えた。でもダンシング中に意図的に手をハンドルから離すなんてありえないわけで、よってひょっとしたら手が言うことを聞かなかったのかと思った。

落車の理由

情報源:Geraint Thomas crashes in uphill sprint at Tour de Romandie

いったいなぜこんなことになってしまったのか?情報源記事によると、レース後にゲラント・トーマスは取材に対して次のように述べたようだ。

“I had no feeling in my hands and I tried to change gear but instead I just lost the bars.

訳「もう手の感覚がなくなってたのよ。そんでダンシングのためにギアチェンジしようとしたけど、手がハンドルから離れてしまったわけ」

“It’s so frustrating because even if I had just stayed in that gear and come second … but to deck it there, I feel like a whopper. I’m fine, it’s just frustration after such a hard day to lose it like that at the end.”

訳「ほんま残念すぎるわ。たとえあのままゴールできていたとしても2位やからね。でもそのチャンスすらもあそこで失ってしまったわけで。めちゃくちゃアホなことしたと思ってるわ。まぁ体は大丈夫よ。単にムカついてるだけ。こんなしんどい1日を戦い続けて、最後にあの失敗やからね」

というわけで、落車で怪我をしたとかはなさそう。落車後の動きが少し緩慢なようにも見えたが、心配はないようだ。

最終日の個人TTのコース

いよいよ明日は最終日の個人タイムトライアル。TTが得意な彼だけに首位のウッズとの差を逆転できるか?そのコースは次のようになっている。

距離は16kmとさほど長いわけではないが、アップダウンがわりとある感じ。中盤には登坂距離1.1kmで平均斜度5.6%の登りもある。あまり個人TTっぽくないコースという印象?

首位のマイケル・ウッズとの差は11秒。TTの地力でいうとゲラント・トーマスに分があるが、コースにクセがあり、ウッズも好調なだけにひょっとしたら・・・?

2 thoughts on “なぜゲラント・トーマスは落車したのか?昨夜のツール・ド・ロマンディ第4ステージのゴール前で何が起こったのか?

  1. G、無事でよかったですね。
    雨でびしょ濡れだし、寒さでかじかんでもいただろうし… 左肩から落ちてるから下手すりゃ鎖骨骨折のところでした。

    1. 体になんともなかったとは運が良かったブヒね。たぶん明日のTTで逆転優勝できるはず。
      今回の事件をふまえて、INEOS Grenadiersはツールで同様の状況になったとき、手のかじかみを防ぐ秘密兵器を用意するかも?

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