レビュー
Rapha



Enter your email address below and subscribe to our newsletter
本日の第11ステージはモン・ヴァントゥがついに登場!しかも2回!
ドキドキワクワクの大興奮スプリントステージとなった昨夜の第10ステージ。ところが今日の第11ステージはそれとうって変わり本格的な山岳ステージだ。
しかもツール・ド・フランスを象徴し、ロードレースの代名詞とも言える山の1つ、魔の山モン・ヴァントゥを2回登るという頭のおかしいステージだ。
第11ステージのコースプロフィールは上の画像の通り。魔の山モン・ヴァントゥを2回登るというアホみたいな設定になっている。
それにも関わらず難易度は星4つ。最高難易度の1つ手前だ。あともう1度登れば難易度MAXの★5になっただろう。
ダブルモン・ヴァントゥの1回目は東側から登るルートで、2回目は逆に西側から登る。
1回目のほうは、登坂距離が22kmと長いがそのぶん平均斜度が5%程度。
そして2回目のほうは、15.7kmで平均斜度が9%弱。そのデータ的にもつらいが、1回目で体力を減らしていることもあり、明らかに2回めのほうが過酷な登りとなるだろう。
ただ恐ろしいのは登っておわりじゃなくて、下ってゴールということ。登りがヤバイということは、下りも当然ヤバイ。肉体の疲労は集中力の減少も招く。下りでのワンミスが命取りだ。体の冷え対策も重要だ。突然体の動きが鈍くなったりする。
ポガチャルとしては下りは安全最優先でいいだろう。下りを攻めるリスクを取る必要は全くない。それだけのマージンは総合成績で十分にある。ライバルが下りで攻めても焦ってついていく必要はないのではないか。