カザフスタン

今年限りでアスタナからPremier Tech社がタイトルスポンサーから撤退

今年からカザフスタンのワールドツアーチームのアスタナ(Astana)は、「Astana-Premier Tech」として活動していたが、タイトルスポンサーのカナダ企業Premier Tech社が今年いっぱいでタイトルスポンサーを降りることになった。チームのツイッターを見てほしい。

Premier Tech社は農業や園芸などの分野でITを駆使して生産・管理の援助・合理化を上げるなどの事業を行っている会社だが、去年まではチーム名に名前が使われるタイトルスポンサーではなく、普通のスポンサーだった。

だが昨年のコロナ禍でチーム予算の危機的状況に陥っていた同チームを救う救世主として、今年からタイトルスポンサーに昇格していた。そんな関係も一年で終わりとなることが発表されたわけだ。

なぜタイトルスポンサーを降りるのかは不明。ただいわゆる「音楽性の違い」みたいな理由が発表されているのみだ。

この同社の離脱に伴い、来年からはおそらくカザフスタン政府(実際は国営企業)が単独でメインスポンサーとなる状態に戻ると思われる。

今回のPremier Tech社のタイトルスポンサーからの離脱するが、同社は「今後もプロトンやワールドツアーに関与を続ける」と述べているため、ひょっとしたら他チームのスポンサーになるのかもしれない。

カザフスタンの元プロ選手でアスタナを率いていた大佐ことアレクサンドル・ヴィノクロフがツール・ド・フランス直前にチーム指揮官としての地位を剥奪されたことがあっただが、それを思えば、同社とカザフスタン政府との間でなんらかの権力闘争が起こっていたのかもしれない。

そして今回Premier Tech社が離脱したことでヴィノクロフがチームのボスとして復帰することはほぼ確実。ようするにヴィノクロフの取り扱い方法についてカザフスタン政府とPremier Tech社の間で確執があったのだろう。

さて来年のアスタナには、Trek-Segafredoからヴィンツェンツォ・ニバリが戻ってくるとも噂されている。仮にそれが本当であろうとなかろうと、タイトルスポンサーの撤退はチームの予算に大きな影響を及ぼし、それが移籍契約にも響いていくることになるだろう。

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