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イネオスは今後もトリプルエース体制を続けるのか?ベルナルのコメント

イネオスは、アダム・イエーツとリチャル・カラパスがタイムを失っていても、まだトリプルエース体制を続けるのか?

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イギリスのワールドチームINEOS Grenadiersは今年のブエルタ・エスパーニャにトリプルエース体制で臨んでいる。すなわち、エガン・ベルナル、アダム・イエーツ、そしてリチャル・カラパスだ。

だが昨日の第4ステージを終わり、タイムロスという観点では無事なのはエガン・ベルナルのみ。アダム・イエーツは第2ステージの落車でタイムロス、そしてリチャル・カラパスは第3ステージの最後の1級山岳で大きく遅れてしまった

だがそれでもベルナルは「今後何が起こるかわからない。INEOS Grenadiersはトリプルエース体制のままでいく」と明言している。

情報源:Vuelta a España: Egan Bernal says ‘anything can happen’ and Ineos Grenadiers still has three leaders

ベルナルは第4ステージ後のコメントで次のように述べる。

“I am not the only leader – the time they’ve lost it’s not that much. It’s obvious it’s not great to lose time but this is the Vuelta,”

訳「自分だけがリーダーというわけじゃないのよ。アダムもカラパスもそれほど多くのタイムは失っていないしね。たしかにタイムを失ったことはあまりよくないけども、でもこれがブエルタなんよ」

“We’re at the end of the season, anything can happen. There’s a lot of fatigue and the heat, and anything can happen still in this race, so the more we have more up in the front the better,”

訳「ブエルタはシーズンの終わりに近いからね、そらもう何でも起こりうるよ。疲労もだいぶ溜まってるし、暑さもある。そんなブエルタだから何が起こっても不思議じゃないわけ。だからこそ危険回避でできるだけ集団先頭にいるほうが大事になってくるのよ」

ベルナル本人の調子としては総合優勝を果たしたジロ・デ・イタリア後にコロナに感染したこともあり、まだベストコンディションかどうかは確信が持てていないようだ。だが今後も山岳ステージはもちろん、平坦ステージでも勝利を目指して動いていきたいと意気込みをかたる。

そして平坦ステージという点は昨日の第4ステージでも風に警戒していたようだが、思っていたよりは危険な風ではなかったので一安心だったもよう。だが今日の第5ステージも危険な横風が予想される。ベルナルとしてはもし横風が強ければ積極的に横風分断を実行したいと述べる。

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