ミラノ~トリノ2021

昨夜のミラノ~トリノの結果とロンバルディアの展望

昨夜は、今年最後を飾るモニュメントのイル・ロンバルディア(異名:落ち葉のクラシック)の前哨戦となるミラノ~トリノが開催された。その結果からロンバルディアの展望がある程度見えてきた?

2021ミラノ~トリノの結果

Jスポでも放送されたが、残り45kmぐらいからの放送だった。

まずそのJスポによるハイライト動画をどうぞ。

この時点でレース途中で横風による分断が発生していた。約30名ぐらいの先頭集団にDeceuninck-QuickStepばかりいるのはそのせいである。つまりDeceuninck-QuickStepが横風分断作戦をしかけたということ。

この先頭集団の中には、ジュリアン・アラフィリップ、プリモシュ・ログリッチ、タデイ・ポガチャル、アダム・イエーツ、マイケル・ウッズ、アレハンドロ・バルベルデそしてクリス・フルームなどなど錚々たるメンバーが揃っていた。

このメンツは、横風のリスクをふまえてDeceuninck-QuickStepの動きに注意していたのだろう。そのレースセンスはさすがの一言。

この中ではログリッチのアシストとしてトビアス・フォスとミハエル・ヘスマンが、そしてポガチャルのアシストにマルク・ヒルシとラファウ・マイカという体制。なおUAEにはあとで後方からディエゴ・ウリシが合流してくる。

なおDeceuninck-QuickStepはこの先頭集団に、ジョアン・アルメイダ、ファウスト・マスナーダ(ネットの通称:増田)、ピーター・セリー、マウリ・ファンセヴェナント、ドリス・デヴェナインス、そしてジュリアン・アラフィリップという6名。7人中6人を送り込んだ。

圧倒的に有利な展開に持ち込んでいた。思惑どおりの展開だ。これはもうアラフィリップの勝利間違いないというところだった。

そして終盤になりDeceuninck-QuickStepのファンセヴェナントが単独で加速し、先頭集団から抜け出し独走開始。まさか、アラフィリップを囮にする作戦か?

だがゴール前最後の登りで、加速するログリッチ、A.イエーツらにファンセヴェナントは吸収される。

ロードバイクとロードレース。2021ミラノ~トリノ

なんと同時にその登りでアラフィリップもこんなに遅れてしまう。

あれほど横風分断作戦で圧倒的に優位に立っていたDeceuninck-QuickStepは、アルメイダを残して全滅となった。まさかアルメイダが真のエースだったのか?

この最後の登りで強さをみせたのはA.イエーツ。ダンシングで加速を繰り返す。それに最後までついていったのはログリッチだけ。

ポガチャルは反応できなかったか、反応が遅れたか。最近までずっとレースに出ていなかったのでまだ本調子でなかったり、レース感が戻ってきていないかもしれない。

そして最後はログリッチがいつもどおりスプリントでイエーツを追い越してからの勝利。ログリッチのいつもの勝ち方だ。

結局トップ10はこうなった。

順位 選手
1プリモシュ・ログリッチ
2アダム・イエーツ
3ジョアン・アルメイダ
4タデイ・ポガチャル
5マイケル・ウッズ
6ダヴィ・ゴデュ
7ディエゴ・ウリシ
8ファウスト・マスナーダ
9ナイロ・キンタナ
10アレハンドロ・バルベルデ

ロンバルディアの展望

さてこの昨夜の結果からすれば、明後日(10/9)のイル・ロンバルディアではログリッチとイエーツが優勝候補筆頭か。ふたりともかなり調子が良さそうだ。

一方でポガチャルとアラフィリップはまだ100%には達していないか。特に今回の坂での遅れ方を見るとアラフィリップの優勝はなさそうな気がする。まぁそういうチームの作戦だっただけかもしれないが。

よってDeceuninck-QuickStepとしてはポガチャルといっしょに最後まで残っていたアルメイダをエースとしてロンバルディアに挑む可能性が高いか。

また分断作戦で先頭集団から遅れてしまったバウク・モレマやナイロ・キンタナらも最後は先頭集団に追いついてきていたので、調子そのものは良さそうだ。

優勝予想としてはログリッチとイエーツが絶好調で有利。次点でポガチャルとアルメイダ、そしてその次にウッズ、バルベルデ、モレマたちという感じだろうか。

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