2022UCI世界選手権ロードレースのコース発表。オーストラリアのウロンゴンで9/25に男子エリートロードレース開催
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来年の2022年9月25日にオーストラリアのウロンゴンで開催予定の2022UCI世界選手権ロードレースのコースが発表された。次の公式インスタを見てほしい。
大会公式(PDF直リン):男子エリートロードレースのコースマップPDF
まずコース全体のプロフィールは次のようになっている。
続いて簡単に各種ポイントを見ていこう。
まずはスタートから海沿いを南へ走る。その後コースの最南端でキーラ山を登る。そしてウロンゴンの街中の周回コースに突入するというのが大きな流れとなる。
キーラ山からは海沿いの断崖絶壁の名所が展望できる。晴天ならばきらきらと輝く水面が美しく、そして雄大な映像がTVに流れることだろう。ここがその日の最高到達地点の標高473m。
そしてウロンゴン街中の周回コース。
周回コース攻略の鍵となるのは、画像中の○じるしのところ。Mount Ousley Roadに沿って走って、Mount Pleasantへ昇る箇所だ。
ここは画像で書いたように平均斜度7.7%、最大勾配14%の難所。距離は短いがパンチ力のある登りであり、パンチャーやクライマー、そして優勝候補らがふるいおとしをかける場所となるだろう。
何度もこの登りを通過することで少しずつ脚が削られていくし、それを狙ってアタックを幾度としかける選手もいるだろう。ただアタックをしかけても最後のゴール前スプリントで勝ちきれるだけの脚を残しておかなければならない。なかなか難しいレースとなりそうだ。
あとは街中ということで直角カーブが多い。ゴール前は直線だが、周回コース前半~中盤の直角コーナーで落車などに巻き込まれるリスクはあると思う。
優勝候補の一人としてはパンチのある登りでもスプリント可能な地元の御堂筋くんことカレブ・ユアンだろうが、繰り返される登りにどれだけ耐えられるか。もちろんジュリアン・アラフィリップ、ワウト・ファン・アールト、ソンニ・コルブレッリらも優勝候補だろう。
注目したいのはベルギー勢。仮にワウト・ファン・アールトが出場するならば、レムコ・エヴェネプールが選ばれるかどうか。今年の世界選手権でいろいろあったからね・・・