昨日の第5ステージはパリ~ルーベの石畳が連続する日で、予想通りというかとんでもない結果になってしまった。
今日の第6ステージは、そんな第5ステージとはかなり趣が異なり、今大会最初の登り基調のフィニッシュが設定されている。

今年のツールは200kmを超えるステージが3つある。第2ステージと第15ステージが202.5km、そしてこの第6ステージの約220kmだ。つまり、この219.9kmの第6ステージは今大会最長距離のステージとなる。
コース全体として特筆すべきものはあまりないと思うが、やはり最後が登り基調の道のゴールになっていることが最大のポイントになるだろう。

その登りゴールの直前、ゴールまで残り5kmの地点で登場する3級山岳が曲者だ。登坂距離800mほどだが、平均斜度が12%を超えるきつい斜度となっているもよう。
そこでスプリンターの多くがおそらく消えるのではないだろうか。ピーター・サガン、ワウト・ファン・アールト、カレブ・ユアン、マイケル・マシューズらは生き残れるか?
最後の登りも平均5.8%で登坂距離1.6kmというものの、最大斜度は11%となっていてなかなかパンチ力がありそうな坂だ。
もちろん総合エースらはライバルに遅れるわけにはいかない。むしろステージ優勝を取りに行くぐらいの気合いでライバルたちに差をつける走りをするのではないか?
はたしてポガチャルが第5ステージで得たタイム差をさらに広げるべく、これらの登りで攻撃をしかけるのか?