レビュー
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今日の世界選手権男子エリートロードレースの国別のチームカー優先順位をまとめておく。
1位:ベルギー
2位:デンマーク
3位:フランス
4位:英国
5位:スペイン
6位:スロベニア
7位:オランダ
8位:イタリア
9位:オーストラリア
10位:コロンビア
11位:アメリカ
12位:スイス
13位:ノルウェー
14位:ドイツ
15位:オーストリア
16位:アイルランド
17位:カナダ
18位:ポルトガル
19位:ニュージーランド
20位:カザフスタン
21位:ラトビア
22位:エクアドル、エリトリア
23位:チェコ
24位:モロッコ
25位:南アフリカ
26位:アルジェリア、スロバキア
27位:ルクセンブルク
日本は新城幸也が単騎で出場するが、日本はこのリストに含まれていないためチームカーは使えない。
日本を含めてこのリストの国以外は、全てシマノのニュートラルサービスからトラブル時のサポートを受けることとなる。もちろん、そのサービスから受け取ったバイクやパーツなどはレース後にすぐにシマノへ返却しなければならないというルールもある。
この優先順位にしたがって、選手にメカトラなどが起こった場合に審判から優先して前へ行ける権利が与えられる。
また世界選手権では普段のロードレースとは異なりチーム無線が禁止されているので、選手はチームからの指示を確認したりするためチームカーまで下がり直接会話しなければならない。もしチームカーが車列の後方にいる場合は、そこまで下がらなくてはならず、またそこからプロトンまで上がっていかなければならない。これは大変な労力となる。
アシストが多いチームならば交代で疲労を軽減できるが、アシストが少ないチームはかなり厳しい。もちろんボトル運びもつらい。
そうしたいつものロードレースとは全く異なる条件でのレースなので、普段のロードレースとは全く別物の競技・種目と言っても過言ではないだろう。