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UCIがSpecializedのヘッドソックを禁止へ。ヴィズマの新TTヘルメットを疑問視し調査へ

UCIがスペシャライズドのTTヘルメットのヘッドソックを禁止へ。Giroなどの最新TTヘルメットは調査へ

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一昨日の2024ティレーノ~アドリアティコ第1ステージでお披露目となった、Giroとヴィズマが共同開発した新型TTヘルメット。

その異様な見た目に誰もが「(;´∀`)・・・うわぁ・・・」となったことだろう。プロトンの選手からも困惑の声が聞かれる。たとえばトーマス・デ・ヘントの感想を昨日紹介した。その記事がこちら。

デ・ヘント「あれ被るぐらいなら今年で引退は正解だな」。ヴィズマの新型TTヘルメットGiro AEROHEAD IIについて

UCIがGiro x ヴィズマの新型TTヘルメットAEROHEAD Ⅱを調査へ

🐷はこのヘルメットAEROHEAD ⅡについてX投稿で、

と書いたが、その後すぐ案の定UCIがケチをつける動きを示した。

ただUCIとしては現段階では調べてみるというだけで、即座に禁止という方向ではない。よってUCIが判断を下すまではしばらくレースでも使われるだろう。だがチーム間の公平・公正さを確保するため、UCIとしては早期の判断が求められることだろう。

そもそもヘルメットについてのUCIルールはバイクのフレームやウェアなどよりも規制が緩めというのもあるだろうが、いちおうこのヘルメットは現行のUCIルールに適合している。そのルール内でGiroとヴィズマがやれるだけのことやったということだろうが、UCIとしては「ルール内ならばやりたい放題がいきすぎる」と感じたのかもしれない。あるいは、ネット世論()の反応が大きく、それを見てUCIも調査の必要性を感じたのかもしれない。

なお今回のUCIの調査は、このGiroのAEROHEAD Ⅱだけでなく、同じくこのティレーノ~アドリアティコでバーレーン・ヴィクトリアスがお披露目したRudy Project Windgream HL 85と、数チームが使っているPocのTemporについてもその対象となっている。

SpecializedのTTヘルメット用ヘッドソックは禁止へ

UCIは今回のアナウンスの中で、スーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)が使い始めて一躍注目の的となった謎の新兵器、TTヘルメットにあわせて顔を覆う生地(Head Sock:ヘッドソック)は4月2日から禁止すると明言。

これはUCIルールのarticle 1.3.033における「レースに不可欠というわけではない不要なアイテムの禁止」に抵触するためだ。

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