Enter your email address below and subscribe to our newsletter

悪天候でコース激変!2024ジロ・デ・イタリア第16ステージのレビュー、結果、ハイライト動画

悪天候でスタート地点とコースが激変!2024ジロ・デ・イタリア第16ステージのレビュー、結果、ハイライト動画

Share your love

昨夜の2024ジロ・デ・イタリア第16ステージは、名物ステルヴィオ峠が雪崩のリスクを考慮してコースからなくなったものの、それでもそのかわりに入ったサンタ・マリア峠も含めて全体的な難易度は高いままで、ヤバすぎた第15ステージに続く難関山岳ステージは維持された・・・はずだった。

悪天候でコース激変!

だがしかし、前日に大会側は厳しい気象状況について会合を開いて異常気象プロトコルの発動するかを協議していた。

そしてスタート前にも天候はさらに悪化したため大会側はそのプロトコルを発動し、本来のコースの序盤をすべてカットし、コース途中からスタートする次のようなコースに変更された。

このように新しいスタート地点は標高890m地点のLASA/LAAS(ラサ/ラース)となり、そこから下っていくコースに変更された。なお後半は予定通りである。

そしてこのスタート地点変更にともないスタート時刻も変更された。

本来の第16ステージのコース

こちらのプレビュー記事で紹介したが、上述のようにこのコースからもさらに変更が加わった。

感想・ハイライト

コースが激変し全く別のステージになってしまった感のある第16ステージ。とにもかくにもレースがスタート。

まず逃げたのは先日復活の感動的勝利をあげたジュリアン・アラフィリップとその日の戦友ミルコ・マエストリ。さらにそこにチームEFのアンドレア・ピッコロとアスタナのダヴィデ・バッレリーニが加わった合計4名。

そしてプロトンはなんとモビスターが積極的に主導権を握りって牽引。確実にこの日何かを狙っている動きだ。

この4名の中から、ゴール前35kmあたりから始まる1級山岳の登りが始まるとジュリアン・アラフィリップが抜け出し独走を開始。こんな雨のレースでも勝利を狙っていけるほどに絶好調なのだろう。今日はマエストリとの男の友情物語は早めに終わってしまった。

その1級山岳の途中ではモビスターがまたしても先頭を牽引。ナイロ・キンタナがエイネル・ルビオのために前を引き、それにアラフィリップを追って前にいたペラヨ・サンチェスも合流。

一方ロマン・バルデが遅れる。エイネル・ルビオより1分30秒ほど上位につけているが、この遅れ方次第ではルビオに逆転される可能性がでてくる。

モビスターはルビオのトップ10死守とさらなるジャンプアップ目的か。またバルデが遅れているという情報などがあったのかもしれない。

そしてこんな雨の山岳ステージでもなぜか談笑してるように見えるタデイ・ポガチャル。ほんとおかしい。

一方で先行していたアラフィリップは、アルケアのエウェン・コステュー、VFG・バルディアーニのジュリオ・ペリツァーリ、そしてクリスティアン・スカローニの3名に抜かされてしまう。

そして最後の2級山岳・・・

🐷「今日も獲りにいくのか・・・これもう完全にカニバルですわ」

ポガチャルは圧倒的速度で先行するコステューとスカローニをあっさり追い抜かして、あとはペリツァーリだけ。

🐷「ペリツァーリ逃げてええええええええええええ」

🐷「アカン・・・」

あとはもう言うまでもないと思うが、いちおうゴールシーン。

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

1Tadej Pogačar UAE Team Emirates1位との差
2Giulio Pellizzari VF Group – Bardiani CSF – Faizanè0:16
3Felipe martínez Daniel BORA – hansgrohe,,
4Christian Scaroni Astana Qazaqstan Team0:31
5Antonio Tiberi Bahrain – Victorious0:33
6Thymen Arensman INEOS Grenadiers0:38
7Damiano Caruso Bahrain – Victorious0:39
8Michael Storer Tudor Pro Cycling Team0:42
9Ewen Costiou Arkéa – B&B Hotels,,
10Valentin Paret-peintre Decathlon AG2R La Mondiale Team0:45

総合トップ10

1Tadej Pogačar UAE Team Emirates1位との差
2Felipe martínez Daniel BORA – hansgrohe7:18
3Geraint Thomas INEOS Grenadiers7:40
4Ben O’connor Decathlon AG2R La Mondiale Team8:42
5Antonio Tiberi Bahrain – Victorious10:09
6Thymen Arensman INEOS Grenadiers10:33
7Romain Bardet Team dsm-firmenich PostNL12:18
8Filippo Zana Team Jayco AlUla12:43
9Einer Rubio Movistar Team13:09
10Jan Hirt Soudal Quick-Step14:07

各賞1位

総合1位Tadej Pogačar(UAE-TeamEmirates)
ポイント賞1位Jonathan Milan(Lidl-Trek)
山岳賞1位Tadej Pogačar(UAE-TeamEmirates)
新人賞1位Antonio Tiberi(Bahrain Victorious)
Share your love
piginwired
piginwired
Articles: 7076

4 Comments

  1. ポガチャル「静かにステージを過ごすつもりだったけど、モビスターが勝手に高速牽引して、勝手に牽引やめちゃったから、仕方なくマイカ達に牽引引き継がせて、マイカが限界になったから自分のペースで走っていたらいつの間にか先頭に立っていて優勝していた。自分でも何言ってるのかよく分からない。」

    他チーム「いや、モビスター何したかったんだよ……」

    • 視聴者は、久しぶりにちょっとした「モビ☆スタ」が見られて満足しているはず!

      マイカ「ポガチャルが俺にステージ優勝させようとしたけど、自分は限界だったから、ポガチャルにいかせた」。
      という感じだったらしいブヒ。

  2. あれ?あれれ??誰かさん「これからは守りの走りをするかも」言ったよね?言ったよね????

    • 「これからは守りの走りをする(いつからとはいってない。攻撃は最大の防御。言わなくてもわかるよね??)」

      こうだ!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Stay informed and not overwhelmed, subscribe now!