負傷のワウト・ファン・アールトがシーズン終了

先日のブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージで落車リタイアとなったワウト・ファン・アールト（Wout van Aert）だが、チーム・ヴィスマ・リースアバイク側から今シーズン終了とのアナウンスがなされた。

これによりヨーロッパ選手権はもちろん世界選手権も欠場となる。

ワウト・ファン・アールトの医者によると彼が負った傷は相当深いとのこと。数週間はレースはもちろんトレーニングも無理とのこと。

情報源：Wout van Aert’s doctor admits ‘huge blow’ for Belgian – “He won’t be able to train for a few weeks, let alone compete”

その傷は表層的なものでなく、あと少しで関節部分まで及ぶような深いもので、しかもかなり傷口が汚れてしまっていた。そのため現在医者が最も心配しているのが傷口からの感染症だ。だからワウトは現在も感染症を防ぐため入院し、抗生物質を使用中。

ワウトの精神的なダメージも相当なようで、今後は心身ともにしっかりと回復することが重要となる。