レビュー
Rapha



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2025ツール・ド・フランス第1ステージで落車リタイアしたフィリッポ・ガンナは脳震盪
昨夜の2025ツール・ド・フランス第1ステージは大会初日から落車の連続と終盤の決定的な横風分断によって初日とは思えないカオスなものとなった。
その日に最悪の結末となってしまったのが、INEOS Grenadiersのフィリッポ・ガンナとDecathlon AG2R La Mondialeのシュテファン・ビッセガーの2名だ。スタートからまだ50~60kmしか走っていない前半に落車し、一度はレースに復帰したもののその後両名ともリタイアとなった。
ビッセガーについては落車時にUCIの脳震盪プロトコルに従った脳震盪チェックが行われていたため、脳震盪の症状があるとはっきりわかったが、ガンナについてはレース映像からは背中を気にしてるよう様子があったので、当初は脳震盪ではなく骨折かなにかだと思っていた。
しかしレース後チームからの発表によりガンナも脳震盪の症状があったことがはっきりと示された。そのチーム発表がこちら。
Update: @GannaFilippo was involved in a crash on stage one of #TDF2025. Initial assessment by the race doctor was carried out according to UCI protocol and he was cleared to continue, but closely monitored by the race and INEOS Grenadiers medical teams. He subsequently developed… pic.twitter.com/euHp0zT7P9
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) July 5, 2025
これには次のように記載されている。
@GannaFilippo was involved in a crash on stage one of #TDF2025. Initial assessment by the race doctor was carried out according to UCI protocol and he was cleared to continue, but closely monitored by the race and INEOS Grenadiers medical teams. He subsequently developed symptoms of concussion and was immediately withdrawn from the race.
訳「ガンナはステージ1で落車。そのときレースドクターがUCIプロトコルにもとづき診断したが、レース続行にOKが出ていた。しかし注意深くレース側とイネオス側が彼の様子をモニターしていたところ、その後脳震盪の症状が現れたためすぐにリタイアとなった」