野心的なMBH Bank CSB?ワールドツアーからロータとバティステッラを獲得し、積極的な補強策に動く

ProTeamのMBH Bank CSBが2027年にロレンツォ・ロータとサムエーレ・バティステッラを獲得へ。ワールドツアーから2選手加入の報道

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イタリアのProTeamであるMBH Bank CSBが2027年に向けてロレンツォ・ロータ(Lotto-Intermarché)とサムエーレ・バッティステッラ(EF Education-EasyPost)を獲得する見通しのようだ。

報道では両名の契約はすでに確定事項であり、あとはMBH Bank CSBからの正式発表を待つばかりという状況らしい。

情報源:Ambitious ProTeam set to raid WorldTour with double signing for 2027

MBH Bank CSBがProTeam昇格1年目の躍進を経て、野心的な補強戦略か?

ハンガリー国籍のMBH Bank CSB Telecom Fort(旧Team Colpack)は昨年まではイタリアのコンチネンタルチームだったが今年からハンガリーのProTeamへと昇格している。

2026年はProTeamとしての初シーズンとなったわけだが、すでに同チームのエースであるアレッサンドロ・ファンチェル(26、イタリア)がチェコ・ツアーでステージ優勝と総合2位、さらにジロ・デ・アブルッツォでも第1ステージ優勝と総合3位を記録するなど活躍。チーム全体としても今シーズンすでに16勝を達成している。

かつてSoudalーQuickStepで走っていたファウスト・マスナダも在籍しており、上述の移籍が実現すればワールドツアー経験を持つイタリア人選手がさらに加わることになる。

MBH Bank CSBはこのようなワールドチームで走った経験を持つ選手を加えることで、より難易度の高いレースでの走り方、厳しいレースでの闘い方の知見を得られる。もちろん純粋にチーム力の底上げも可能となる。

特にワールドチームで近年出番が少なかったり、思ったような走りができていない選手についてはトップスター選手と比べると比較的安い給料で獲得ができることが多いだろう。

そして選手としても新天地でエースまたはリーダー扱いされることも多いため、新しい環境でのモチベーションが上がりやすく、好成績が期待できるこも多い。

言い方が適切かはわからないが、MBH Bank CSBが再生工場として機能すればお互いにWin-Winである。

そうして同チームがワールドツアークラスの選手にとってより魅力的なチームとなれば、同チームへの移籍を願うワールドチームの選手も増えるだろう。

そうすればさらにチーム力があがり、レース戦績も上がり、ProTeamランキングもあがり、ワールドツアー参戦のチャンスも増え、メディアの露出も増え、人気もあがり、スポンサーも増え、最後はワールドチムへ昇格……という好循環が生まれる。

MBH Bank CSBはそうした野心的な計画をもって今年の移籍市場に臨んでいるのかもしれない。

ロレンツォ・ロータは丘陵レースで再び輝きを放つか

31歳のイタリア人のロレンツォ・ロータは2022〜2024年のイタリア選手権ロードで3年連続2位。丘陵地帯のワンデーレースや厳しいステージレースで実績を残してきた。

近年は目立つ成績をなかなか挙げることができておらず、移籍が実現すればIntermarché関係(Intermarché-Wanty-Gobert MatériauxからLotto-Intermarchéまで)チームでの6シーズンを終え、新たな環境で再起を目指すことになるだろう。

新天地でも得意とするアップダウンのあるレースでの好成績を積極的に狙うことになるだろう。

元U23世界王者バッティステッラも新天地へ

27歳のイタリア人サムエーレ・バティステッラは2019年のU23ロード世界王者だ。2021年にはヴェネト・クラシックを制した。起伏のあるコースへの対応力とフィニッシュでの速さを持つ。

2020年に当時のワールドチームNTT Pro Cyclingでプロデビューし、2021年にはAstana Qazaqstan(現XDS Astana Team)。そして2025年にEFへ加入。しかしその後は期待された好成績には至っていない。

彼についても、MBH Bank CSBへの加入は本人の再出発とチームの戦力強化を結びつける補強となりそうだ。

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