今日のロンドで優勝するタイヤはクリンチャーか
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いよいよ本日開催されるロンド・ファン・フランデレン。選手個人ではなくチームとしての優勝候補は圧倒的にDeceuninck-QuickStepだろう。
そんな同チームが乗るバイクはフレームはもちろん、ホイールもタイヤもSpecialized。そしてどうやらDeceuninck-QuickStepは、今日のロンドでSpecializedのクラシック用クリンチャータイヤのTurbo Cotton Hellを使うらしい。
情報源:Tour of Flanders on clinchers? Deceuninck-QuickStep break with tubular tradition
同チームの技術部門のマネージャーは次のようにプレスリリースで述べる。
“After one ‘transition’ year of testing, and with already several years racing clinchers in TT as the fastest option, in 2021 we decided to move forward with clinchers for all types of racing,”
訳「一年間のテスト期間と数年間のTTでのテストを経て、今年はあらゆるタイプのレースでクリンチャーを使うと決定した。」
昨年のツールでもアラフィリップはSpecializedのクリンチャータイヤを使ってステージ優勝を挙げている。そして先日のロンドの試走でも見た目が同じタイヤを使っていたことが判明している。
北の地獄仕様ではない通常のTurbo Cottonは24cと26cの2種のサイズ展開となっているが、Hellモデルは28cのみだ。このどちらを使うのかは実際スタート時にならないとわからない。パリ~ルーベほどの「酷道」ではないのでHellモデルでないほうを選ぶ選手もいるかもしれない。
なおホイールにはRoval Rapide CLX、そしてインナーチューブにはラテックスチューブを使用すると予想されている。