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ロードレースニュース

ジャコモ・ニッツォーロがイスラエルへ移籍

ニッツォーロがイスラエルへ移籍

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財政難が伝えられる南アフリカのワールドツアーチームのクベカ・ネクストハッシュ(Qhubeka NextHash)。少し前には、たとえ来年の契約が残っている選手でも他チームとの移籍交渉をしてもよいとの通達が選手らに発せられていたりとチーム存続がかなり怪しい状態。

そんな泥舟から、チームのエースの一人でイタリアンスプリンターのジャコモ・ニッツォーロ(Giacomo Nizzolo)が脱出することに成功。新天地はイスラエル(ISRAEL START-UP NATION)に決定した。チームイスラエルのツイッターをどうぞ。

ニッツォーロは、ネットでは「二位ツォーロ」などと呼ばれ、なかなか勝てない永遠の2位選手として評され続けていた。しかし、昨年の2020年に突如覚醒。イタリア選手権ロードレースで優勝してイタリアチャンピオンに、さらにはヨーロッパ選手権ロードレースでも優勝しヨーロッパチャンピオンにも輝いた。

そして今年は母国のグランツールのジロ・デ・イタリアで初めてのステージ優勝。これはジロ初勝利でもあり、グランツール初勝利でもある。

それまではジロで2年連続でポイント勝を獲得(2015と2016)したこともあるが、どちらもステージ優勝はゼロだった。そういった戦績からもネットでは「2位ツォーロ」と呼ばれていたのだが、昨年と今年でその評価をかなり払拭することに成功しているのではないだろうか。

なお同じくクベカ・ネクストハッシュから脱出選手としては、ヴィクトール・カンペナールツとミヒャエル・ゴグルがいる。前者はLotto Soudalへ、後者はAlpecin-Fenixへの移籍が決定している。

(‘A`)ニッツォーロは32歳。またイスラエルの平均年齢があがってまう・・・

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