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昨夜の2024ジロ・デ・イタリア第3ステージはまたしても見ている人間は大興奮の狂った展開となった。その第3ステージ終了直後のレビュー記事がこちら。
本来ならその日はなにもおこらないはずの平穏な平坦ステージだったはず。実際レースはスタート直後からのんびりムード。静かな1日だった。だがラスト3kmでそんな平穏とスプリンターチームの思惑をぶち壊したのがタデイ・ポガチャル。
彼がチームEFのミッケル・ホノレのアタックに反応し、合流したゲラント・トーマスをひきつれゴールへ突き進んだからだ。
だがレース後にポガチャルは「あれはアタックちゃうよ。ホノレの動きにあわせただけ。ただ脚をストレッチしただけや」とおどける。
ポガチャル曰く「実際にステージ優勝できるは思ってへんかったよ。だからただの脚の運動やで」。ホノレの動きに反応したら、自分が集団から先行した形になったのでそのまま走り続けたというだけ、そんな感じだったとポガチャルは話す。
ローテーションに加わろうとしなかったゲラント・トーマスについては、そうなるのは理解してたから別にどうも思わなかったとコメント。
そしてそんなポガチャルに引きずり回された形となったゲラント・トーマスは、ゴール後に、「こんなんレース前の計画になかったわ!」と笑う。
イネオスとしてはホノレが動いた局面でGの近くにフィリッポ・ガンナとジョナタン・ナルバエスがいるはずだったのだが、二人はGから離れてしまっていた。つまりチームメイトのアシストを期待するのが難しい状況だったようだ。
まさにそのとき、ホノレとポガチャルが動いたが見えた。そこで自分もいったほうがいいだろうと判断したようだ。
ポガチャルと二人きりになってから、Gは「自分はもう疲れて無理や」と伝えたが、それに構わずポガチャルは突き進んだ。