【動画】ポガチャルがパリ～ルーベに電撃参戦！？アランベールを偵察する姿が捉えられる

歴史的にロードレースを象徴し特別な価値を持つ5つのワンデイレースがモニュメントと呼ばれるレースで、ミラノ～サンレモ、ロンド・ファン・フランデレン、パリ～ルーベ、リエージュ～バストーニュ～リエージュ、そしてイル・ロンバルディアの5レースだ。

この中で北の地獄とも呼ばれ、圧倒的にユニークで異彩を放つのがパリ～ルーベだ。その特徴は地獄の石畳区間の連続。そして雨になれば石畳の裂け目が泥水で見えなくなり危険性がはるかに増加。しかも泥が選手の体もバイクもこびりつき、トラブルの原因、そしておもりとなる。

世界王者となったタデイ・ポガチャルはこれら5つのモニュメントのうち3つを制覇。残すはミラノ～サンレモとそのパリ～ルーベだ。このうち一般的には重量級選手やスプリンターに有利なパリ～ルーベのほうがポガチャルにとって優勝するのが難しいと思われているだろう。

だがそのポガチャルが、パリ～ルーベの最凶区間アランベールを偵察している姿が捉えられたようだ。それが次の動画だ。

情報源：BREAKING: Did Tadej Pogacar recon Paris-Roubaix in secret? World Champion reportedly spotted at Trouée d’Arenberg

ツール・ド・フランスにはときどきパリ～ルーベの石畳区間が登場することがある。そういう年には各チームの総合エースもその石畳の試走を行うのが普通（？）。

しかし、今年のツール・ド・フランスにはパリ～ルーベのコースは登場しないため、わざわざアランベールを試走する意味がない。時間と金の無駄だ。

ポガチャルはロンド・ファン・フランデレンには今年は出場予定であり、先日ティム・ウェレンスとロンドの試走をしていた。ポガチャル本人のインスタのストーリーではこのような画像が投稿されていた。

この画像をみると、どうやらロンド・ファン・フランデレンもコルナゴの話題の新型エアロロードバイクY1Rsで走るようだ。

しかし一方でパリ～ルーベの出場の計画はこれまでもチームからなにも発表されていない。にもかかわらずスタッフを連れてアランベールを走っていた。その様子が一般人によっても報告されている。これは一体どういうことなのか。

ただ単にバイクの石畳での走行性能を試しにきただけ？バイクやタイヤの宣伝目的の撮影をしにきただけ？ポガチャルのことだからただ走りたくなっただけ？

それともパリ～ルーベに電撃的な参戦表明があるのだろうか・・・