Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter

トースタイン・トレーエンが2026ツール・ド・フランスで初のマイヨ・ジョーヌ獲得!Uno-X Mobilityに歴史的快挙、トール・フースホフトも感無量
情報源:Torstein Træen’s Tour de France yellow jersey gives Uno-X Mobility something to celebrate
昨夜の2026年ツール・ド・フランス第4ステージはLidl-Trekのマッズ・ピーダスンがチームとして完璧なレース展開を見せて完勝したわけだが、Uno-X Mobilityにとっても素晴らしい1日となった。なぜならノルウェー人のトースタイン・トレーエン(祖母が日本人なので顔が少し日本人的で親しみやすさがある?)が総合首位となり、チーム史上初のマイヨ・ジョーヌを獲得したからだ。
第4ステージでは30人を超える大規模な逃げ集団が形成され、マイヨ・ジョーヌを着るタデイ・ポガチャル擁するUAE Team Emirates-XRGは逃げを容認。逃げとプロトンとのタイム差は11分以上にも開いた。
その結果、総合24位からスタートしたトレーエンは大きくタイムを稼ぎながら無事に先頭集団でゴールして総合首位へと浮上した。そして念願だったマイヨ・ジョーヌを手にしたのだ。
これはUno-X Mobilityとしてはチーム結成以来初のマイヨ・ジョーヌであり、ノルウェー人としてはトール・フースホフト、アレクサンドル・クリストフ以来3人目の快挙だ。
なおグランツールでの総合リーダージャージという点でいえば、トースタイン・トレーエンはブエルタでマイヨ・ロホの着用経験がある。
今回はトレーエン本人もゴール直後にはあまりの驚きに「何が起きているのか理解できない」と語るほど、この出来事は本人にとっても想定外だったようだ。

チームのジェネラルマネージャーのトール・フースホフトもそんなサプライズな幸福に言葉を失った。
フースホストといえば雷神の異名を冠された名スプリンターとして名を馳せ、ノルウェー人初のマイヨ・ジョーヌ着用経歴を持つ人物で2010年世界選手権ロードレースの王者でもある。
フースホフトは朝のミーティングの段階ではマイヨ・ジョーヌ獲得までは想定しておらず、「今日の目標ではなかった」と率直に明かしながらも、チーム全員の働きを称賛した。
だがフースホフトはこの成果は偶然ではなく、積極的に逃げへ挑戦するチーム哲学、選手とスタッフ、そして積み重ねてきた努力が結実したものだと評価している。
ProTeam時代のワイルドカード参戦から世界トップレベルのチームへと成長してきたUno-X Mobilityにとって、大きな節目になったことを強調した。
トレーエンのマイヨ・ジョーヌには、もう一つ大きな物語がある。
2022年、ドーピング検査をきっかけに精巣がんが判明。幸い早期発見だったことで手術を受け、短期間でレース復帰を果たした。
そこから再びワールドツアーで活躍を続け、2026年にはUno-X Mobilityへ復帰。そして今回、ツール・ド・フランス総合首位というキャリア最大級の成果を手にした。
彼は「ツール・ド・フランスに出場できているだけでも十分幸せだった」と振り返り、マイヨ・ジョーヌ獲得を「子どもの頃からの夢だった」と語る。
そんなUno-X Mobilityとトースタイン・トレーエンだが今日の第5ステージは平坦ステージなのでマイヨ・ジョーヌを失う可能性は低いだろう。
→今日はスプリンターの日!2026ツール・ド・フランス第5ステージのプレビュー、コース、優勝予想
そして明日の第6ステージは獲得標高4000m超えの本格的な山岳ステージだ。トレーエン自身クライマーであり登れるほうではある。
そしてタデイ・ポガチャルとの差は7分以上もある。
明日は総合勢が攻撃をしかけるだろう。しかし、特にポガチャルとヴィンゲゴーが飛び出したとき、彼らをスルーしてしっかりと自分のペースで登れればマイヨ・ジョーヌをキープできる可能性は高いのではないか。