UAEがタデイ・ポガチャルと長期契約。2024年まで



ワールドツアーチームのUAE Team Emiratesが、同チームの若きエースにしてスロベニアの至宝タデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)と2024年までの長期契約を締結した。



ポガチャルは2018年に若手の登竜門として有名なツール・ド・ラヴニール(Tour de l’Avenir)で総合優勝。

そして2019年にワールドツアーデビューするも、いきなりVolta ao Algarve、ツアー・オブ・カリフォルニアを制し、さらにはブエルタ・エスパーニャでステージ3勝かつ総合3位というとんでもない成績を残した。もちろんそのブエルタではヤングライダー賞も獲得。

今回の契約について書かれた同チームの公式ページで、ポガチャルは次のように述べている。

 “I am happy to continue my relationship with UAE Team Emirates.  I turned professional here and I feel very comfortable with everyone.  I believe in the team and I want to be part of this ambitious project.  The next five years will be fundamental for the team and for my career, with the hope that they will be fruitful years for both parties ”.

チーム公式ページ:Tadej Pogačar renews with UAE Team Emirates until 2024



訳「嬉しいことにこれからもチームUAEで走れるようになった。このチームでプロとしてデビューをして、チームのみんなととても心地よく過ごせている。チームのことを信頼しているし、チームの意欲的なプロジェクトの一員になりたいと思う。次の5年はチームにとってもワシ個人にとっても重要なものとなる。お互いにとって実りのある5年になればええなと思ってる」



今回の契約によって少し見えてくるのがチームUAEが、長期的な視野に立っていること。言い換えれば、新コロ助で大変な今年を容易に乗り切れるだけの財政的な体力、安定した財源がチームを支えているということ。

この点に少し関係するかもしれないのが、先日紹介した「コルナゴがアラブの投資ファンドへ大量の株式売却」という記事。イタリアンバイクブランドのコルナゴの創業者が、アブダビの投資会社へ所有する株式を大量に譲渡。その結果、その投資会社がコルナゴのオーナーとして君臨するようになったというもの。(過去記事:コルナゴがアラブの投資ファンドへ大量の株式売却

これも乱暴にいえばコルナゴを買収するだけの潤沢なマネーがあったということ。

新コロ助の影響で消滅しそうになっているプロチームもあれば、UAEのように盤石とも思えるチームもある。ちなみに、中東にはもう1つこんな社会情勢でも盤石なチームがある。それは・・・・・・、また別の機会に書ければ書こうと思う。

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